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  • あおのり
  • 2021/12/12
  • ヤボを承知で、「オーディオ入門」をする方へのおすすめを書かせていただきますね。
    「オーディオは、ラックとスタンド選びから」だと思うのです。イヤホンを卒業して、スピーカーで音楽を聴きたくなった。予算は30万としましょう。たいがいの方は、スピーカーとアンプと入力装置だけで、30万を使い切ろうとします。それで、どこに置くの?ということになる。スピーカーは家具の上に、アンプとかはテレビ台に(←入らないか、放熱ができない)というのが最悪です。木粉を糊で固めたMDFや、ハリボテのフラッシュで作られた安価なスタンド、ラック類もありますが、音が悪そうだし、モチベーションが上がらないんですよね。30万のうち20万をラックとスタンドに使っても良いと思います。壊れないから一生ものだし、無駄な出費にはなりません。機器類はミニコンポでも中古でも、とにかくきちんとセッティングして音を出してみる。スピーカーの設置位置、部屋のどこで聴くか、アコースティックな要因でどう音が変わるか試行錯誤を繰り返す。キカイの性能云々よりも、むしろそれがオーディオの面白さではないかと思います。

    ブックシェルフのスピーカーを箪笥の上とか出窓とかに置いて、「ああ、小さいスピーカーじゃこんなもんか……」で、イヤホンに逆戻りになったら悲しいです。スタンドに載ったスピーカーから、音が上下左右に広がる楽しみを、まず味わっていただきたいな、と思うのです。その後はスピーカーでもアンプでも、レコードプレイヤーでも、ずぶりずぶりとご一緒に……。

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  • 佐々木信幸
  • 2021/12/07
  • 僕が聞いたのは、小編成のクラシックとジャズでした。
    クラシックは、圧倒的にC-3900の方が良かったです。楽器の位置が鮮明で芯がしっかりとしており、響きが消えゆく美しさが絶品。それに対し、C-2900は温かい音で量感はあるのですが、一音一音にもう少し力があればいいかなあという感じでした。
    ジャズはマイルスのSOMEDAY MY PRINCE WILL COMEを聞きましたが、藤井さんが書いている通りで、C-3900は、60年代ジャズとは思えないほどの美しさで力もあるんだけれど、音が前に来ない。冷静な感じ。
    たぶん、CDプレーヤーDP-900/DC-901のキャラかも。
    C-2900の方はC-3900に比べて、音が太く、60年代ジャズの熱っぽさが感じられました。一つひとつの楽器の質感や位置に拘らず、全体として音楽を捉えるならこちらもありかなと思います。
    僕が使うとしたら、C-3900かな。これ以上ない特性の機器を自分の思い通りの音に持っていけたら最高に楽しいですね。もっとも、先立つものはありませんが。

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  • 村上一郎
  • 2021/11/22
  • たびたびすみません。
    私は気に入ったレコードをICレコーダーでデジタルファイルにして、パソコンでCDRに焼いてCDプレーヤーで聴くこともあります。理由はレコードをかけるのが面倒だからです。
    これの欠点は音がレコードを直接聞くより、もう一歩になることです。
    以前作ったCDRを久しぶりにこのDP450で再生してみました。
    すると、高音の何とも言えない美音が加わっていい感じで聴けることです。
    ほかのCDプレーヤーでは物足りない感じですが、これは結構聞けます。

    人生の終点が近づいている私ですが、いい音に巡り合えたと感謝しています。
    この音がどうしてできたかは、アキュフェーズさんの技術者が優秀なのは当然ですが、10台以上DAコンバーターを作った私としては、「選んだICの組み合わせが偶然よかった?」ことが大きいのではないかと思っています。すみませんアキュフェーズ様

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  • あおのり
  • 2021/11/19
  • この映画、昔に見たような記憶が……。
    ギターバトルのシーンを動画で確認したのですが、ギターをちょっとかじった人間からすると、不思議なバトルです。主人公は左手の薬指にボトルネックをつけていて、スライドギターを弾くスタイルです。オープンチューニングで、一直線に押さえただけで和音が出るようにしているし、エレクトリックの細い弦だとフレットにボトルネックが当たりやすいので弦高も上げます。「形勢不利」になってからのクラシカルな対位法の旋律は、スライド仕様のギターではまことに弾きにくいので、ギターを換えないと苦しいはずです。でもギターはそのまんま、ボトルネックだけ外してスラスラ弾くんですよね。スティーブ・ヴァイ先生が、どうってことのないところでつっかえるのも不思議。

    おっしゃる通り、ブルーズは12小節ワンセットのくり返しなので、単調です。その中でキツイ暮しとか、オンナのこととか、悲喜こもごもを歌い上げる、ラッパーみたいなもんじゃないのかな。やっぱり詩を分からないと面白くないから、「憂歌団」を聴きましょうよ。内田勘太郎さんのギターは、絶品です。

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  • Bitpp
  • 2021/10/30
  • 主様、こんにちは。
    ついにパート④まできちゃったんですね。
    ちょびっと嬉しいです。ありがとうございます。

    オーディオ専用の配線回路は間違いなく効果ありますよね。
    体感的には音が澄んでシャキっとして、且つ力強くなったように思います。
    何よりクリーン電源の歪み(ひずみ)メーターが客観的に示してくれるので説得力あります。
    分電盤にたまたま1個だけ空きがあったので、工事代は5万円程度で済みました。
    その効果を考えるとかなりコストパフォーマンが良いと思います。

    ちなみにアキュフェーズのクリーン電源はなかなかの優れものだと思います。
    電源ケーブルを替えても全く違いが分からなかった私ごときでさえ、クリーン電源の有無による違いがはっきり分かったぐらいですから。
    トランスを使用したノイズ除去装置なんかも試してみた事がありますが、あれこれ迷ってないでアキュフェーズのアクティブ型クリーン電源1台あればOK…という結論になっています。

    オーディオベースマンに初めてお邪魔してからもうすぐ4年になります。
    初めて行った時は、ちょっと敷居が高い感じでドキドキしていたのを思い出します。
    店主様のふわーっとした人柄のおかげですぐにリラックスして、アレコレ好き勝手な事を言ってましたが。

    最初に聴いたのはGRF。
    いまだかって聴いた事もない雄大な音にただただ感激。
    うわっ!これが、ハイエンドなオーディオの世界なんだ…。
    多分、ポカンと口が開いていたと思います。

    次に聴いたのは、B&W 805D3。
    持っていったCDを聴いてみたら、これがまたすごい。
    クリアで力強く、今まで聞えていなかった音が聞える。
    小さいスピーカーだし、これならイケルかも…と思って値段を聞いたら「80万円!!」
    あまりの異世界に溜息つきながら帰りました。

    当時…今から6年ほど前…ちょっといいオーディオ機器を揃えて音楽に親しもうと思って、DENONのアンプやJBLのスピーカーを購入していました。
    全部合わせても50万円ちょっとでしたが、その程度のものを買う時でさえかなりの決心を要していたのですから、スピーカーだけで80万円というのはいかにも異世界だったのです。
    今ではすっかり慣れてしまい、2桁万円では驚かなくなっている自分に驚いています。
    これ、金銭感覚のエージング…とでも言うんでしょうか。

    オーディオベースマンの店主様には実に様々な試聴をさせていただいたり、相談に応じていただいたり、本当にお世話になっています。
    おかげさまで、迷い道、回り道を回避しつつ、短期間のうちにここまで来られたと思っています。
    いい音楽を、気持ちの良い音で聴く…何て素敵な時間だろうとつくづく思います。

    長くなってしまいました。
    それでは、またいつか。

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  • あおのり
  • 2021/10/29
  • うーん、どうなんでしょうね。ユニットの違いというよりは、「箱」の要素が大きいのではないでしょうか。

    たしかにアルテックの38cmウーファーには熱心なファンがいて、「これでないとダメだ!」と言う人がいるくらいの銘機であることは承知しています。でもA7の箱はかなり特殊な構造で、フロントロード・ホーン+後面開放型になっているものと思われます。フロントのホーンの下は、ユニット背面の音の出口なので、閉じられた「箱」ではなくて、構造からして楽器そのものになっている。「楽器に耳をくっつけて聴きたい」という細川さんには、ぴったりではないでしょうか。長らくオーディオをやっている人の中には、密閉型やバスレフ型の「箱」の音に嫌気がさして、コンデンサーなどの平面型スピーカーや、平面バッフル、後面開放型などを偏愛するようになる人もいて、あれはオーディオの終着駅ではないかと思ったりもします。

    でも……A7はデカイ! 小岩井農場に置いたら、良いだろうなあと思います。牛がモーツァルトを聴くと、美味しいミルクをたっぷり出すらしいですね。観光で訪れた、ふだんイヤホンで聴いている若者やチビっ子たちが、「スピーカーから出て来る音楽って良いなあ」と思ってくれたら、オーディオ活性化につながるかもしれないし。

    「終着駅」にたどりついた人は別として、そしてA7のためにひと部屋あてがえる人は別として、JBL K2 S9800は、ふつうの人がふつうの家で聴くにはA7よりずっと良いと思います。あれが何ですぐに売れないのか……「いい娘なんだけどねえ」と三十路の姪っ子を気にかけるオジサンの心境です。

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  • 村上一郎
  • 2021/10/26
  • 2か月前にDP450を購入しました。8年使ったDP410からの買い替えです。
    正直、すごく気に入りました。買い替えしてよかったとすごく思っています。
    高域はあまり出ていないようだし、帯域は普通だと思うし、透明感は少ないように感じますが、この音色は琴線に響く素晴らしさだと思います。所有しているエソテリックのX03SEの音はすごく透明で秋の空のような感じです。この感じとは少し違うように感じますが(春の空)、とても落ち着けるきれいな音だと思います。
    マルチビットタイプのDACのPCM1704の音は、今でも最高だと思っています。このDP450はこれと同等に素晴らしいと思います。
    デジタル出力を自作のPCM1704のDACに入れて聞いてもいい音です。デジタル出力はDP410よりかなりよくなっている感じです。

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  • Bitpp
  • 2021/10/24
  • こんにちは。

    あの感動から1週間が過ぎ、少し熱が冷めてきてもおかしくない頃…。
    と思いきや、我が家にまた1000ペアがやってきました。
    しかも今度は、し・ん・ぴ・ん……。
    こうなっちゃうんですよね。
    何がそうさせるのか………謎です。

    さて、この前のミニ試聴会で聴いた曲の一部をちょっとだけ書いてみたいと思います。
    実は、散々書いて投稿してたんですが、曲のタイトルが英語が多くスパム扱いされて届いてなかったようです。
    怪しい書き込みである事はそのとおりで、「スパム!!」はさもありなんな話かも知れません。
    なので、少し日本語を増やして改めて投稿してみます。

    その①
    https://www.e-onkyo.com/music/album/nxa812864019605/
    Cantate Domino(DSD11.2MHz)声楽
    結構昔から高音質で有名なアルバムだったようですが、e-onkyo にもあったので一番値段の高いものをダウンロード。
    同じ音源でも上の解像度のものがあれば、値段が高くてもついついそっちをポチってしまう悲しい性。
    ハイレゾ命ですから仕方ないんですかね。
    噂どおり素晴らしい音質で愛聴盤になっています。
    特に5曲目の「Vogler: Hosianna: Hosianna, Davids son」
    コーラスの合間に入るファンファーレのようなトランペットには毎回やられてます。
    それと、11曲目の「11.Mohr, Gruber, Miessner: Stille Nacht (Silent Night)」
    ベタなクリスマスソングですが、女性コーラスと男性コーラスが混ざる部分が始まるとちょっとだけ鳥肌が立ちます。

    その②
    https://www.e-onkyo.com/music/album/twl106/
    MAGNIFICAT(DSD11.2MHz)声楽
    マニフィカトはキリスト教聖歌のひとつとのこと。
    これもかなりの高音質で、神々しいばかりの歌声につい神様の存在を信じてしまいそうになります。
    ベースマンの店主、細川さんがこの曲を聴いて発した言葉。
    「何だか謝りたくなってきました…」
    ん?ん?…それって、懺悔のことかしら?
    お茶目で可愛い店主様でした。

    一番のお気に入りは2曲目の「Arnesen: MAGNIFICAT: Ecce enim」なのですが、これは1曲目から続けて聴くことで更に感動を呼ぶ仕組みになっているように思います。

    いずれも e-onkyo で部分的に試聴できますのでお暇な方はどうぞ。

    たった2曲…しかも声楽ばかりですが、またスパム認定されるかも知れないので今回はこのあたりで一旦終了。

    それでは、またいつか。

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  • あおのり
  • 2021/10/20
  • 部屋の調度、色合いが素晴らしいですね。そして、広い。内側にある小さなスピーカーは、JBL 4312Mでしょうか。私のスピーカーはこれよりちょっと大きいくらいなので、いかに部屋が広いのか、そしてアーデンがいかに大きいのも分かります。椅子の配置を見ても、いかにオーナー氏ご夫妻が音楽を楽しんでいらっしゃるのか、伝わってくるようです。

    ハイレゾを新しいアンプで増幅して、タンノイで聴くのは、「新しい酒を古い革袋に入れる」でしたっけ。ほかにも「新しい酒を新しい革袋に入れる」ひと、「古い酒を新しい革袋に入れる」ひと、「古い酒を古い革袋に入れる」ひと、それぞれです。記事への要望ですが、どのような「酒」が愛飲されているのか、オーナー氏の愛聴音源も紹介していただけると、より伝わってくるものがあるのではないか、と思う次第であります。

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