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  • 佐々木信幸
  • 2024/04/16
  • 日曜日にE-700の試聴会に参加しました。う〜ん、こう来たかと感心しました。
    今までのような、A級らしさ存分にを出しながらAB級のパワー感に近づけるのではなく、端的に言えば、バランス感覚が優れていて、無駄な力が入っていない素直な音という感じです。

    アキュフェーズ営業部の鬼頭さんによると、一つひとつの音像の質感はA級上位機種のP-800の方が優れているけれど、音楽を聴くとE-700の方が楽しいとのこと。

    まず、AB級上位機種E-5000と比較しました。E-5000ほどの空間の広がり・奥行きはないかもしれないけれど、特に不満は感じませんでした。(前作のE-650では空間の狭さを残念に思っていました。)そして、音像の実在感は明らかにE-5000より優れていて充実感がありました。

    その後、セパレートアンプC-2300+A-80と比較しましたが、音像の立体感、彫りの深さ、陰影はセパレートには敵わないのは仕方がないか、という感じでした。当たり前と言えばそのとおりなのですが。

    それにしても、普通のプリメインと変わらない個体の大きさ、A級にしては穏やかな熱の排出、弱点を感じない充実の音楽表現など、実にバランスのとれたアンプで、家庭で使用するならこれがいいと思いました。そして、もし自分がマルチアンプの沼にハマる前にこのアンプに出会っていたならどうだったのだろうと考えてしまいました。

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  • あおのり
  • 2024/03/30
  • 私の固定観念ですが、トランスを通すとレンジが狭くなってギュッと押し出すような力強さが出るような気がします。それがSPUの持ち味を強調、拡大するものだから、トランスを通した音を「SPUの音」として愛好する人が多いのではないでしょうか。

    トランスを内蔵したSPU-GTが最近になってリバイバルしましたが、欠品の期間が長かったために、中古のSPU-GTやSPU-GTのトランスを製品化したものは、値が上がっていました。またウェスタン・エレクトリックやノイマン、パートリッジなど昔の銘品はびっくりするような値段で取引されています。音の良いトランスがリリースされるのであれば、トランスで苦労していたファンには朗報でしょう。

    でも、ヘッドアンプで聴くSPUも良いと思うのですよ。トランスよりも開放的な、素直な音がします。そもそも音が歪みやすいトランスは半導体技術が未発達な時代の必要悪とも言えるわけで、いまはヘッドアンプを内蔵したシェルだって販売されています。ヘッドアンプの弱点はS/N比ですが、C-47ならホワイトノイズも気にならないでしょう。「俺たちはトランスに頼らなくても、ヘッドアンプで行くぜ」という技術者の魂の方も、聴きとっていただければと思います。

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  • 2024/03/23
  • エクスクルーシブP3、憧れのターンテーブルですね。
    一般的には針圧の値と同じ数値になるように合わせる使い方でメーカーから指示されています。
    ただ、針圧と同じく推奨値からずれたところに好みがあったりすることもあるので一概には言えないみたいです。でも、それがある意味醍醐味なんだと思います。

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  • あおのり
  • 2024/03/22
  • それはがっかりでしたね。美音が奏でられたときに、きっとご苦労が報われると思います。音が「歪む、こもる、曇る」までいくと、それはインサイド・フォースキャンセラーの問題ではないと思います。この機構がないトーンアームもありますし、圧力をゼロにしても音がヘンになることはありません。

    針圧が正常だとしたら(針圧計とズレズレのアームもあります)、カートリッジからフォノイコライザーまで正しく結線されているかどうか、チェックしてみられたらいかがでしょうか。お使いのカートリッジは一体型のようなので、アームの先端からフォノケーブルのジャックまで、そしてフォノケーブルですね。アームの先端(カートリッジからの入力)からフォノケーブルの先端(アンプへの出力)まで、左右の+と-が正しく導通しているかどうかは、テスターで確認できます(もしトランスにつないでいるようなら、トランスには絶対にテスターを使わないでください)。もしアームの中でおかしくなっているのが分かったら、アーム内の配線(厄介)を修理できる業者にお願いしないと。美音が出たら、ぜひ聴かせてくださいね。

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  • あおのり
  • 2024/03/22
  • インサイドフォース・キャンセラーの技術的なことは、分からないです。たしかトーンアームの設計、製造をしていたFR(フィデリティ・リサーチ)の社長さん?も、「結局、よく分からない」(笑)という結論だったとかで、素人の私には分かるはずもありません。でもアームが滑る現象がレコード再生に影響を与えているとすればですよ、ステレオカッティングされたモノラル盤(ようは国内再発盤)をステレオカートリッジで再生したときに、左右のチャンネルで音量や音質の差が出るはずです。

    インサイドフォースはアームを曲げることによって起きる、針先が溝から受ける外圧と内圧の差、ということでSMEがS字型のアームを開発するときに出てきた言葉らしいです(ここからして素人には理解不能)。それがいつの間にか、内周に滑る現象(スケーティング)になってしまったのだとか。

    私はこれまで、インサイド・フォースキャンセラーの効果を確認できませんでした。カートリッジを交換するのに手間が一つ増えるだけなので、かけていません。念のために?いまあらためて実験してみました。私のTEAC TN-550は、S字型のアームがついています。針圧1.5グラムのカートリッジをつけて、ヘッドフォンで聴きながらインサイドフォース・キャンセラーを0グラムと3グラムの間を往復しても、音の違いはほとんど感じません。2グラムを超えると、わずかに詰まったような感じががあるのか、ないのか、そんな感じです。椅子から立って調整して聴き直すよりも、ヘッドフォンで聴きながらの方が分かりやすいと思います。

    エクスクルーシヴP3、良いですね。アームはオイルダンプだったかと思うのですが、オイルの量と粘度で音質調整が可能になります。年数が経っているので、オイルを足していなければ抜けているかと思います。アームの軸上、丸いキャップを左に回して外すとオイルタンクになっていそうな気がします。タミヤ模型のシリコンデフオイルが各種の粘度で出ており、#100000がアームリフターのオイル抜けに利用されているみたいです。amazonでレビューされています。足すだけで良いのか、硬化してへばりついているようだったら洗浄しないとダメなのか、それはちょっと調べてみないと分かりません。

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  • あおのり
  • 2024/03/17
  • いくら可愛くても、オナラもすればゲロも吐く。生き物ですからね、仕方ありません。うちの黒猫(17歳? ♂)エリックは、朝が早いですよ! 4時台でも「ご飯ちょーだい」と鳴きわめきます。猫は本来は夜行性なのだけど、人間につきあって夜に寝てくれているようです。そう思えば、やっぱり仕方ないか。

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  • あおのり
  • 2024/03/02
  • 私も要らなくなったCDをオークションに出品することがありますが(なかなか売れないんですよね、いまの時代)、音楽そのものについて書くことはありません。そもそもがもう聴かなくて良い盤を出品するので、熱も入りません。しかるにこの解説、素晴らしいですね。愛情が伝わって来ます。

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  • 佐々木信幸
  • 2024/02/24
  • 今日、ベースマンでE-650単体とC-2300+E-650の比較試聴をしてきました。現在自宅で使用しているC-2300の素性を確認するためです。比較視聴に使用した曲は、SHELBY LYNNEの「JUST A LITTLE LOVIN’」という女性ボーカルです。
    プリアンプを加えたことによる最大の改善点は空間が広がることでした。E-650単体の空間がスピーカー内側に密度が濃くまとまっている感じに対して、C-2300を加えた場合は響きがベースマン全体に広がっていて高級機特有のふわっとした空気感を感じることができました。ただ、ボーカルの音像が大きめでまとまりが悪い感じがしました。
    そこで、店主の細川さんからの提案で、C-2300の下にボードを敷くことになったのですが、音が激変!しました。密度のある引き締まった音像から響きが広がっていく様子がよくわかるのです。曲としてのまとまりもよく、E-650単体からセパレートに移行する場合には、満足のいく結果になるのではないでしょうか。
    しかし、C-2300を実際に導入してみて感じたことは、以前使用していたC-2810に比べて、ボードや電源コード、仮想アースなどにかなり敏感に反応するということ。上級機であるC-3900の1/3、C-2900の1/2の価格なので筐体や基盤、トランスに差があり、外乱に弱いのは仕方がないことだと思います。その対策も含めて取り組めれば結構いけるような気がします。

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  • あおのり
  • 2024/02/24
  • へえ、奇遇ですね。私は40年前ですが赤塚4丁目、もよりの駅は成増に住んでおりました。カステラ色のだっさい東武東上線、地下鉄乗り入れで変わりましたかね? 当時は下赤塚の方がまだ垢抜けしていた感じですが、いまどうなっているんでしょう。また訪ねてみたくなりました。

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  • あおのり
  • 2024/02/19
  • 「試聴に来る人がなく困ってます」は、インフルもコロナも最高潮のせいかもしれませんね。ただプリメインアンプとセパレートアンプには、「党」とか「派」みたいなものがあるような気がします。プリメインアンプを使っている人が音に不満が出てきたら、セパレートに発展させるよりは他の手を考えるのじゃないかな。アクセサリーでいじるとか、いっそのことスピーカーを換えるとか。

    今回の企画は、プリメインアンプからセパレートアンプにステップアップしたい人にとっては、面白いのではないかと思います。プリメインとは言っても、パワーアンプの方にスペースを取っているのが実際ですから、プリアンプを導入することでより芳醇で濃厚、広がりのある音を期待できそうです。

    逆にセパレートアンプからプリメインアンプにまとめたい人にとっても、いまのプリメインアンプの実力を確かめる機会になると思います。プリアンプで重要なフォノイコライザーはアナログブームのおかげで単体の製品も沢山出ているし、アキュフェーズの場合はプリアンプのC-2300もプリメインアンプも、同じボードですから。

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