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  • あおのり
  • 2020/12/26
  • 年末年始は、新潟の実家に行ってきます。今回は10日ほどの滞在になるのですが、あっちにはオーディオ装置がありません。インターネットもBSもない環境で、音楽を聴けないのはちとつらい……。ミニコンポやBluetoothのスピーカーを買おうかとも思ったのですが、ベースマンでSTAXのイヤースピーカーとドライバーのセット、SRS-3100を取り寄せてもらいました。寝室にあったどうでも良いようなCDデッキにつないで聴いたら、装着感も音も自然な感じで、大正解でした。これで老人ホームに入っても、大丈夫です(笑)。

    ……だけど、一番安いヤツでこの音だったら、上級機はどんな音がするんだろうと思ってしまう。これはもう沼のほとりです。ちょっと怖いような、わくわくするような……。

    今年はコロナで大変でしたが、このブログを通してのやりとりから、あらためてオーディオの楽しみを見出すこともありました。年末年始の試聴に出向かれた方からは、ここで紹介されている機器の記事にコメントをいただけると良いですね。それでは、よいお年をお迎えください。

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  • あおのり
  • 2020/12/21
  • 私は山歩きが好きなのですが、その「山」は自然にあるものではなく、人が作ったものです。道がなかったら藪こぎや沢登り、岩登りなどを強いられることになり、これらはヴァリエーションとしてはあるものの、主流ではありません。

    オーディオを「山」になぞらえて考えてみると、ですね。ふもとの方にはキャンプ場や釣り堀なんかも、あったりします。サイクリングとか、バード・ウォッチングや植物観察なども楽しめます。低いところは色々な楽しみ方があるのですが、だんだん標高が高くなってくると、楽しみはただ登山道を登っては帰ってくることに収斂していくのです。ただ登って降りることしかなくなるけど、山ならではの喜びは大きくなっていきます。

    一枚のディスクができるまでには、相当な時間がかかっていて、多くの人が関わっています。録音、製作、流通だけではありません。作曲者がいて、演奏者がいて、それらの人々も長いこと修行したり先生についたり……そういったことに敬意をもちつつ、居ずまいを正して音楽を聴くとなれば、「再生」に収斂していくことになります。沢登りや岩登りに相当するものに「自作」もありますが、私はせいぜいケーブルです。

    ベースマンが森林限界を超えた登山道だとしたら、ジョニーはふもとのキャンプ場であって、標高が違うのだと思います。どちらが良いと言うことではなくて、ですね。私もキャンプは嫌いではないですし、折りたたみ自転車で田沢湖を回ってから珈琲を飲むのは至福のひとときです。

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  • n2068dd
  • 2020/12/20
  • A-10初代の最初のロット、使っていました。造りは非常に丁寧で、誤魔化しのない良く出来たアンプだと思います。プリ部は、下手なセパレートアンプ以上の内容で音も高品質でした。それに比べるとパワー部のドライブ能力が少し足りなくて、それで別のアンプに代えてしまったいきさつがあります。世評と逆です。世評では、プリ付きパワーアンプと言われてましたが、それは都市伝説です。パワー部だけで聴くと、実におとなしい穏やかな音です。欠点は、そのプリ部のシャントレギュレーターで、猛烈に電流を消費するので、発熱で基盤が割れてしまうことでした。あと、緑のスイッチの玉切れと。私はNECのサービスでプリ部の基板を丸ごと交換してもらいました。その際、回路図とサービスマニュアルももらいましたが、それを見ても歴代プリメインアンプでも最高クラスの内容じゃないかと思います。LHH-1000は埃っぽい音で、わざわざアナログから代える必要は感じられなかったです。もっともLHH-500も800もじっくり家で使ってみると、フォーマット由来の限界とノイズ処理の難点を感じたので、きれいさっぱり処分してしまいました。CDプレーヤーはラダー型のDACのほうが音は遥かに自然で、癖が無いのでもっぱらDA-961FAで済ませています。A-10に代わるプリアンプは、結局やはり発熱の猛烈に多いタイプの音になってしまい、なんだかなあと反省しています。JC-2も発熱でモジュールが断線してしまうので、短命でしたが、音は一番好みでした。

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  • あおのり
  • 2020/12/20
  • 5度はコードの構成音ですが、倍音の一種なのでしょうね。たとえばC7のコードは、ド、ミ、ソ、シ♭ですが、ジャズギターの教則本には、「ルート(ド)、3度(ミ)、テンション(シ♭)だけでコードを表現できるので、5度(ソ)は弾かないようにね」と書いてありました。実際に5度を入れると、ムダに華やかというか、クドいというか、カッコ悪い音になってしまいます。ソースを正確に拾った5度なのか、装置がつけ加えた5度なのか、そこが問題ですね。

    私としてはトランスポートからDeliusへの結線が、「そこいらのホームセンターに売っている」光ケーブルだったのが、何とも気の毒でした。同軸が無理なら、せめて「そこいらの」プラスチックの光ケーブルじゃなくて、石英やグラスファイバーのでつないであげたかったですね。またDeliusはトランスポートに同期クロックを出力できるW/SYNCがついているそうで、これを使うとまた違った音が聴こえてきたのではないかと思います。

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  • あおのり
  • 2020/12/18
  • 先日にお邪魔して、LS50を聴かせてもらいました。私が使っていたC55はユニットが全面黒でしたが、コーンがオレンジ色で、まじめ一本だった女の子が殻を打ち破ろうと、茶髪に染めたような印象でした。音もその外見を裏切らず、低音の量感と音のコクが感じられました。C55よりSN感もあるし、ずっと良くなっています。

    でも欲を言えば、低音はそんなに頑張らなくても良いから、もうちょっと中域の張り出しと言うか、元気が欲しいかも。朝飯を抜いて出勤した銀行員よりも、丼飯をかきこんだ魚河岸の兄ちゃんのほうが、小口径のキャラとしてはマッチするかもしれません。

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  • あおのり
  • 2020/12/08
  • ツィゴイネルワイゼン、いや「チゴイネルワイゼン」で思い出すのは、半世紀以上も昔の保育園のお昼寝です。ガキどもをさっさと寝かしつけておしゃべりに花を咲かせようと、保母さんがオモチャみたいなレコードプレイヤーに盤を載せていました。「白鳥の湖」と交替でかかるのですが、「チゴイネルワイゼン」の日は眠れないんですよ(笑)。「パン!」とピチカートで気合が入り、熱く盛り上がっていくんですからね。なんでこんな曲を選んだのか、なぞです。もしかして「稚児い寝るわい善」?

    ハイフェッツの技巧はおっしゃる通りで素晴らしく、とくにリズムのブレが皆無です。そして協奏曲を弾いたときに、ソリストとしてオーケストラから浮き上がるような音色が独特だと思います。強靭で透明で、ピアニッシモになってもくっきりしています。同時代のヴァイオリニストだったオイストラフは、「どうしてハイフェッツのように弾けないんだろう」と落ち込んだりしていたようです。でも私はどちらかを聴くのだったら、たっぷりと響くオイストラフの方が好みです。

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  • あおのり
  • 2020/11/30
  • ああ、それはすごく良いです。SPUを使ってみたくてベースマンにターンテーブルを持ち込んで、試聴しました。音に艶があって、まさにSPU「ゴールド」です。唯一の欠点は細川さんが売ろうとしないことです(笑)。しょうがなくて、私はSPU#1を購入しました。

    SPUユーザーのほんの入り口に立ったばかりで僭越ですが、SPUの良さって、現代の高級MCが売り物にしている切れ込みや情報量や、高域の伸びとか、そういうスポーツカー的な快感じゃなくて、針圧4グラムのランクル的な安定感だと思います。音調はしっとりしていますが、しっとりのまな聴きたいならヘッドアンプ、押しの強さが欲しければトランスを通して聴くのがお勧めでしょうか。

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  • floyd0409
  • 2020/11/30
  • 藤井 様

     今年も、残すところあと一ヶ月となり、あっという間に一年が過ぎさろうとしております。オーディオベースマンが今年で10年になるそうですが、月日の経過には、驚くばかりです。

     先日、試聴した際に店主の細川さんと話したのですが、藤井さんが運営するブログにおけるコメントが、最近、限られた人だけの投稿になっており、本来なら、多くの読者の皆様やベースマンに足を運んでいるお客様が、ブログの記事に対する感想、オーディオ機器を試聴した際の感想、音楽全般の話題等をコメント欄に投稿していただければ、このブログの本来の目的に、少しでも近づくのかなと思っておりました。あたらしいオーディオ好きの方、音楽好きの方にも気兼ねなくコメントへの投稿が出来るよう、今回で私の投稿を終了いたします。

     藤井さんにおかれましては、ベースマンに通うお客さんの一人として、2016年7月から本業の仕事があるにもかかわらずブログを発信し続けていることは、ベースマンのファンからすれば、ありがたいことです。

     店主の細川さんを、以前、勤めていた「大通り佐々木電気」時代から知る一人として、これからも細川さんが元気で、ベースマンを運営していただきたいと思っております。

     最後に、私事ですが、アキュフェーズのC-260とP360を長年、使い続けております。電源を入れる前に、必ず、プリアンプのメインボリューム、LRバランス調整のボリューム、4ポイントありますプレゼンス・コントロールのボリュームを数回、右左と回し、各プッシュ・ボタンもON/OFFさせてから、電源を
    入れるようにしておりました。パワーアンプも同様です。電源を入れてから30分ほどして、音楽を聴くようにしておりましたので、古い機種をお使いの方は、参考にして下さい。

     これまで、つたないコメントへの投稿でしたが、読んでいただいた方に感謝いたします。

                                             floyd0409

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  • あおのり
  • 2020/11/28
  • JBL4301のウレタンエッジがボロくなり、張り替えるのに数万かかると聞いて、KEFC55を購入しました。当時はベラボーに安い給料で、実家にいくらか入れて、女房子どもを養っていたのでした。何しろ明細を見ると所得税がかかっておらず、さすがのオカミも取りはぐれる給料でした。このスピーカーだったら定期的な張り替えが不要になるから、という理屈でオーディオへの出費を認めてもらいました。

    あっけらかんと鳴る4301に比べると、C55は数式を解いて「これで良いと思うんですけど」とノートを見せに来るような、そんな音でした。UNI-Qユニットとパッシブラジエーターで構成されているので、低音はよく出るけどバスレフの風切り音がない、そこまでは理屈通りです。でも音象が引っ込んで後ろに定位するのが、ジャズより他に神はなしと思っていた当時の自分には、物足りなかったのでした。そう、音が薄いんです。聴き疲れはしませんでした、

    LS50は、ls3/5aのユニットを供給していたKEFが、その音をリファインするために世に出したと聞きました。モニター志向なので、特性はフラットなはず。ドンシャリって、ホントでしょうか。こんど、聴いてみたいです。

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  • あおのり
  • 2020/11/27
  • こういう製品も出てくるということは、ソナスファベールも手作りの工房ではなく、スピーカーメーカーに変貌してきたということですね。

    この手のトールボーイはブックシェルフに比べると、ウーファーユニットが複数ついているし、スタンドも不要なので、お買い得な印象を受けます。でもこれからオーディオを始めようという人には、要注意だと思うのです。低音が沢山出ると使いこなしが難しいし、ユニットが複数で干渉すると、スピード感のある音は出しにくい。そういった難しさや苦手分野が鼻についてきたときに、ブックシェルフの良さを知っている人は、「戻る」ことができます。でも最初のスピーカーがこれだと、さらに大きなスピーカーやアンプを求めて、沼にはまるんじゃないでしょうか。音を良くしようというときに、スピーカーを小さくしようと考える人は、なかなかいないと思うのです。

    もちろん映画や、オーケストラのたっぷりした響きを楽しむのであれば、向いていると思うので、最初のスピーカーに導入しても良さそうです。老婆心です、すみません。

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