コメント一覧コメント一覧(12ページ目)あおのり2022/11/28もう来たのですね、E-4000.前モデルのE-480を愛用中の私としては、聴いてみたくもあり、聴いてみたくもなし、というところでしょうか。キャラクターは文章から察するに、E-5000が「真面目な長男」でE-4000が「利発な次男」だったら、E-480は「しっかり者の長女」なのかもしれませんね。アピールポイントはないけど、やることはやってる、みたいな。でも、実際に聴いてみないと分かりませんね。E-480のときからプリメインアンプとは思えないようなレンジの広さ、ノイズフロアの低さ、音の広がりが、E-380とは一線を画していました。それで大出力は要らないけれど、ワンランク上を奮発したという経緯でした。今回のバージョンアップは、増幅素子がMOS-FETからバイポーラ・トランジスタに変更になり、デザインはガラス面が大きくなりましたね。買い替えても、女房殿は気づかないでしょうが………。コメントした元記事はやと2022/11/24仮想アースを繋ぐと、音像の滲みが減り、音が厚く感じられます。反面、音はクリアになるものの、音場の広さを感じさせていた残響が減り、伸びやかさを欠くようにも感じていました。管理人さんと似たようなインプレッションを持っています。 この残響を感じさせていた要素って、録音には入っていないノイズだったのか?という疑問が浮かびます。それとも、信号レベルとして低いため、ノイズに紛れて削除されたのか?という一抹の不安も・・。録音時の音を聴いたことありませんので、あれこれ考えても結論に行きつかないのです(泣)。その真空管アンプには興味津々です。 画像を見る限り、球はすべてシーメンス製。EL34が4本あり、出力トランスのサイズから察するとプッシュプルアンプでは?と思います。端子類が前面に配されていて、業務用アンプの雰囲気もあり。一瞬、なぜ後ろ側から写したの?と思いましたけど(笑)。それともトランスを前面に配して作られたアンプですか? シーメンスの真空管を使ったことあります。すっきりくっきり余計な音を出さない厳格な球という印象です。ドイツっぽいイメージの音。球がやれてくれば別ですが、新品なら甘い音は出さないはず。動作点の設定に因るので一概には言えませんけど、整流管がGZ34なので、そこそこ高い電圧を掛けてあれば、キリッとした音が出る!と期待しています。コメントした元記事はやと2022/11/22最近、仮想アース関連の製品が賑わっています。費用対効果は様々でしょうけど、効果があるのが普通で、なければ使い方が悪いか、詐欺のどちらかでしょう(笑)。今回、管理人さんは300Bシングルアンプで802D3のフル駆動に挑戦されました。ご興味があれば、ウーファーを半導体アンプか、NFBがしっかり掛かった大出力球アンプにつなぎ、ミッドレンジ以上を300Bシングルにまかせ、バイアンプで試聴されてみては如何でしょうか。上下がうまくつながるようなら、数段高いレベルの音楽表現を聴くことができる組み合わせ、という期待を持っています。 先に自供します。2 Wayのシグネチュアダイアモンドでは、中域と低域を分割できませんので、我が家ではやったことありません(笑)。その昔、オーディオ評論家の浅沼予史宏氏が、ご自身のJBL K2 S7500にリボンツイーターを加えた3 Way構成のシステムで、中域用コンプレッションドライバーにだけ真空管アンプ(フッターマン社のOTLアンプ)を使われていました。アンプにも適材適所があるんだろうと、この記事を読んだ時からずっと頭に残っています。コメントした元記事はやと2022/11/20かなりの価格差・性能差ですけど、「それが、どうかした?」という音を奏でるのが、直熱三極管アンプの魅力。TRV-A300SEもそうでしょう。 300Bシングルアンプですと、出力は10Wほど、ダンピングファクターは3~5ほどでしょうか。それで、初動感度が高くはない802D3を鳴らすのは大変。ウーファーを制御しきれないので低域が緩く、それが上の帯域の音にも影響します。それでも半導体アンプとは異なる音色や反応の速さという魅力があります。管理人さんも、そう考えての、今回の試聴では? マッチングの良いスピーカーとの組み合わせなら、もっと素晴らしい音世界を展開すると思います。 真空管を別ブランドのものに替えると、音は変わりますよね。真空管全盛期の米国製や欧州製(特にシーメンスのような独製)、もちろん日本製もですが、それらを差せば、作られた国のイメージ通りの音だなぁ~と感じます。そんな遊びが簡単にできるのも真空管アンプの良いところです。別の話 スピーカーの逆起電力がアンプに戻ると、出力トランスやアース線から流れ込み、真空管の動作点を揺さぶり、再生音に悪影響がでます。この逆起電力の影響を小さくするため、自分はアンプの出力端子(マイナス側)に光城精工の仮想アースを接続しています。仮想アースにノイジーな電力を流し、アンプ内部に流れ込む量を減らす、という発想。再生音がくっきりします。コメントした元記事ハラ2022/11/03こんにちは。 我が家は、オヤイデの200v→100vのダウントランスが2台、アナログ用とデジタル用で分けています。 当時はクリーン電源が発売されて間もない頃で、欲しいけど買えなかったのが現実の様です。 でも生活家電のノイズを遮断したくて、行き着いたのがダウントランスでした。 音が良くなったか否か、皆さんの様に明確な表現は出来ませんが、拘り出すと、行き場の無くなる世界ですので、もうこれで良し!として、かれこれ25年以上そのままです。 ダウントランスを導入して、アンプの酸欠みたいなのが無くなり、レスポンスは格段に向上しました。 オヤイデ電気さんで購入する際、「コレ、一生モンだから」と言われたのが嬉しくて、長く使おうと思ったからかもしれません。 駄文失礼しました。コメントした元記事佐々木信幸2022/10/17うちの38cmウーハーは格好の爪研ぎ場所になりそうなので、猫、飼えないです。 本当は猫大好きなんですけど。 それにしても、なんと品のある猫ちゃんでしょう。まるでブロッドマンのようです。コメントした元記事あおのり2022/09/28聴いてきました、鉄仮面。いわゆるハイエンド、ハイファイの傾向とは真逆ですが、とても良い音だと思いました。オーディオ装置の効用と限界を知り尽くした人がたどり着く、終着駅のような存在ですね。 私のブログに試聴記を掲載しましたので、詳しくはこちらをご覧ください。http://musiclistener.sblo.jp/article/189833913.htmlコメントした元記事あおのり2022/09/20シーメンスの通称「鉄仮面」ですね。25cmフルレンジで、音響レンズつき。「関本」はユニットを輸入して、箱に入れて販売していた会社と思われます。ユニット1発の製品は見たことがありますが、2発でこんなに大きなものにはお目にかかったことがありません。2発だけど、小型?のものは「オーディオの足跡」に情報がありました。https://audio-heritage.jp/SIEMENS/speaker/coaxial-2.html後面開放型の箱は楽器と同じ構造をしており、閉じられていません。背面からの圧力に妨げられず、自由にユニットが動きます。この解放感に満ちた音が好きなマニアは、大音量でなくても、レンジが狭くても満足感を感じるそうです。ただし後面開放型や平面バッフルに適したユニットは、昔の高能率なものに限られています。ドイツ製だとシーメンス、テレフンケン、SABAなどのユニットが有名です。私も置き場所さえあれば、8~10インチのユニットをコーナー型のエンクロージャーに入れて、モノラル専用に一本だけ置いて聴いてみたいです。お金はさほどかかりませんが、問題は置き場所ですね。ましてこの巨大サイズになってしまったら、置ける人は相当に限られるでしょう。広角レンズの遠近感もあるだろうけど、後ろのアキュフェーズがオモチャに見えます。コメントした元記事あおのり2022/09/06アナログ・プレイヤーは、見ていて楽しくなります。グルグル回る、これだけで楽しい。CDプレイヤーもグルグル回って、レーザー光線が当たるのが見えていたら、もうちょっと楽しくなるのになと思います。 アナログがCDプレイヤーと違うのは、ブラックボックスではないということですね。まあCDも凝った人になると、DACを換えるとか、クロックを外づけにするとか、脚にインシュレーターをかませるとか、いじる人はいじるけど、でも直に触って音を変えるという感覚には乏しいです。ラックスマンのプレイヤーは、コンパクトで良さそうな感じがします。SAECのアームがお好きな方には、現実的な選択肢ではないでしょうか。EMTやガラードなどのでっかいやつを置ける場所、買うお金、メンテできる知識がある人はうらやましくもあるのですが……。音がどうこうじゃなくて、もっとイキに楽しもうよと言う気持ちもわいてきます。たかだか100グラムちょいの塩化ビニールの円盤なのですから、小さなキカイにさっと置いて、回転させて、リフターを下ろして……と。コメントした元記事あおのり2022/08/18ウェストミンスター・ロイヤルは、低音域がバックロード・ホーン、中音域がフロントロード・ホーン、そして高音域はホーントゥイーターと、ホーンづくめのスピーカーです。いまスペックをネットで見たら、能率が96.2dB/Wでした。こんな高能率のスピーカーなので、パワーアンプを換えたとところで、大した違いはなかろうと思っていたのです。でもパワーアンプをP-7500に換えたところで、音楽が空間に放たれる感じが出てきました。音の芯というか、厚みも感じられるようになって、ますます朗々と歌いだすではありませんか。これは意外や意外、ちょっとびっくりしました。A-75はこのスピーカーの弱点(音のこもり、高音域のピーク?)をあぶり出している感じがして、あんまり好きな音ではなかったです。思うに、ウェストミンスター・ロイヤルは「観光バス」ではないでしょうか。あの広い空間のどこに座っても、「ウェストミンスター・ロイヤルの音」で音楽を楽しめます。ジャズだってイケるので、大勢で音楽を楽しめます。団体旅行みたいに、みんなで音楽を聴いてわいわい語るにはうってつけではないでしょうか。自宅のシステムは言ってみれば乗用車で、ひとりでドライブを楽しむならこっちでしょう。あらえびす記念館のホールの響きは、極上のものです。すべての音がそのまんま、空間に吸い込まれていく感覚は素晴らしいです。ウェストミンスター・ロイヤルも、鳴らしこんでいけば、どんな音になるか楽しみです。主催していただいた佐々木さん、あらえびす記念館のスタッフの方々、ベースマンの細川さん、みなさんにこの場を借りて御礼を申し上げます。コメントした元記事1…1011121314…40
もう来たのですね、E-4000.前モデルのE-480を愛用中の私としては、聴いてみたくもあり、聴いてみたくもなし、というところでしょうか。キャラクターは文章から察するに、E-5000が「真面目な長男」でE-4000が「利発な次男」だったら、E-480は「しっかり者の長女」なのかもしれませんね。アピールポイントはないけど、やることはやってる、みたいな。でも、実際に聴いてみないと分かりませんね。
E-480のときからプリメインアンプとは思えないようなレンジの広さ、ノイズフロアの低さ、音の広がりが、E-380とは一線を画していました。それで大出力は要らないけれど、ワンランク上を奮発したという経緯でした。今回のバージョンアップは、増幅素子がMOS-FETからバイポーラ・トランジスタに変更になり、デザインはガラス面が大きくなりましたね。買い替えても、女房殿は気づかないでしょうが………。
仮想アースを繋ぐと、音像の滲みが減り、音が厚く感じられます。反面、音はクリアになるものの、音場の広さを感じさせていた残響が減り、伸びやかさを欠くようにも感じていました。管理人さんと似たようなインプレッションを持っています。
この残響を感じさせていた要素って、録音には入っていないノイズだったのか?という疑問が浮かびます。それとも、信号レベルとして低いため、ノイズに紛れて削除されたのか?という一抹の不安も・・。録音時の音を聴いたことありませんので、あれこれ考えても結論に行きつかないのです(泣)。
その真空管アンプには興味津々です。
画像を見る限り、球はすべてシーメンス製。EL34が4本あり、出力トランスのサイズから察するとプッシュプルアンプでは?と思います。端子類が前面に配されていて、業務用アンプの雰囲気もあり。一瞬、なぜ後ろ側から写したの?と思いましたけど(笑)。それともトランスを前面に配して作られたアンプですか?
シーメンスの真空管を使ったことあります。すっきりくっきり余計な音を出さない厳格な球という印象です。ドイツっぽいイメージの音。球がやれてくれば別ですが、新品なら甘い音は出さないはず。動作点の設定に因るので一概には言えませんけど、整流管がGZ34なので、そこそこ高い電圧を掛けてあれば、キリッとした音が出る!と期待しています。
最近、仮想アース関連の製品が賑わっています。費用対効果は様々でしょうけど、効果があるのが普通で、なければ使い方が悪いか、詐欺のどちらかでしょう(笑)。
今回、管理人さんは300Bシングルアンプで802D3のフル駆動に挑戦されました。ご興味があれば、ウーファーを半導体アンプか、NFBがしっかり掛かった大出力球アンプにつなぎ、ミッドレンジ以上を300Bシングルにまかせ、バイアンプで試聴されてみては如何でしょうか。上下がうまくつながるようなら、数段高いレベルの音楽表現を聴くことができる組み合わせ、という期待を持っています。
先に自供します。2 Wayのシグネチュアダイアモンドでは、中域と低域を分割できませんので、我が家ではやったことありません(笑)。
その昔、オーディオ評論家の浅沼予史宏氏が、ご自身のJBL K2 S7500にリボンツイーターを加えた3 Way構成のシステムで、中域用コンプレッションドライバーにだけ真空管アンプ(フッターマン社のOTLアンプ)を使われていました。アンプにも適材適所があるんだろうと、この記事を読んだ時からずっと頭に残っています。
かなりの価格差・性能差ですけど、「それが、どうかした?」という音を奏でるのが、直熱三極管アンプの魅力。TRV-A300SEもそうでしょう。
300Bシングルアンプですと、出力は10Wほど、ダンピングファクターは3~5ほどでしょうか。それで、初動感度が高くはない802D3を鳴らすのは大変。ウーファーを制御しきれないので低域が緩く、それが上の帯域の音にも影響します。それでも半導体アンプとは異なる音色や反応の速さという魅力があります。管理人さんも、そう考えての、今回の試聴では? マッチングの良いスピーカーとの組み合わせなら、もっと素晴らしい音世界を展開すると思います。
真空管を別ブランドのものに替えると、音は変わりますよね。真空管全盛期の米国製や欧州製(特にシーメンスのような独製)、もちろん日本製もですが、それらを差せば、作られた国のイメージ通りの音だなぁ~と感じます。そんな遊びが簡単にできるのも真空管アンプの良いところです。
別の話
スピーカーの逆起電力がアンプに戻ると、出力トランスやアース線から流れ込み、真空管の動作点を揺さぶり、再生音に悪影響がでます。この逆起電力の影響を小さくするため、自分はアンプの出力端子(マイナス側)に光城精工の仮想アースを接続しています。仮想アースにノイジーな電力を流し、アンプ内部に流れ込む量を減らす、という発想。再生音がくっきりします。
こんにちは。
我が家は、オヤイデの200v→100vのダウントランスが2台、アナログ用とデジタル用で分けています。
当時はクリーン電源が発売されて間もない頃で、欲しいけど買えなかったのが現実の様です。
でも生活家電のノイズを遮断したくて、行き着いたのがダウントランスでした。
音が良くなったか否か、皆さんの様に明確な表現は出来ませんが、拘り出すと、行き場の無くなる世界ですので、もうこれで良し!として、かれこれ25年以上そのままです。
ダウントランスを導入して、アンプの酸欠みたいなのが無くなり、レスポンスは格段に向上しました。
オヤイデ電気さんで購入する際、「コレ、一生モンだから」と言われたのが嬉しくて、長く使おうと思ったからかもしれません。
駄文失礼しました。
うちの38cmウーハーは格好の爪研ぎ場所になりそうなので、猫、飼えないです。
本当は猫大好きなんですけど。
それにしても、なんと品のある猫ちゃんでしょう。まるでブロッドマンのようです。
聴いてきました、鉄仮面。いわゆるハイエンド、ハイファイの傾向とは真逆ですが、とても良い音だと思いました。オーディオ装置の効用と限界を知り尽くした人がたどり着く、終着駅のような存在ですね。
私のブログに試聴記を掲載しましたので、詳しくはこちらをご覧ください。
http://musiclistener.sblo.jp/article/189833913.html
シーメンスの通称「鉄仮面」ですね。25cmフルレンジで、音響レンズつき。「関本」はユニットを輸入して、箱に入れて販売していた会社と思われます。ユニット1発の製品は見たことがありますが、2発でこんなに大きなものにはお目にかかったことがありません。2発だけど、小型?のものは「オーディオの足跡」に情報がありました。
https://audio-heritage.jp/SIEMENS/speaker/coaxial-2.html
後面開放型の箱は楽器と同じ構造をしており、閉じられていません。背面からの圧力に妨げられず、自由にユニットが動きます。この解放感に満ちた音が好きなマニアは、大音量でなくても、レンジが狭くても満足感を感じるそうです。ただし後面開放型や平面バッフルに適したユニットは、昔の高能率なものに限られています。ドイツ製だとシーメンス、テレフンケン、SABAなどのユニットが有名です。
私も置き場所さえあれば、8~10インチのユニットをコーナー型のエンクロージャーに入れて、モノラル専用に一本だけ置いて聴いてみたいです。お金はさほどかかりませんが、問題は置き場所ですね。ましてこの巨大サイズになってしまったら、置ける人は相当に限られるでしょう。広角レンズの遠近感もあるだろうけど、後ろのアキュフェーズがオモチャに見えます。
アナログ・プレイヤーは、見ていて楽しくなります。グルグル回る、これだけで楽しい。CDプレイヤーもグルグル回って、レーザー光線が当たるのが見えていたら、もうちょっと楽しくなるのになと思います。
アナログがCDプレイヤーと違うのは、ブラックボックスではないということですね。まあCDも凝った人になると、DACを換えるとか、クロックを外づけにするとか、脚にインシュレーターをかませるとか、いじる人はいじるけど、でも直に触って音を変えるという感覚には乏しいです。
ラックスマンのプレイヤーは、コンパクトで良さそうな感じがします。SAECのアームがお好きな方には、現実的な選択肢ではないでしょうか。EMTやガラードなどのでっかいやつを置ける場所、買うお金、メンテできる知識がある人はうらやましくもあるのですが……。音がどうこうじゃなくて、もっとイキに楽しもうよと言う気持ちもわいてきます。たかだか100グラムちょいの塩化ビニールの円盤なのですから、小さなキカイにさっと置いて、回転させて、リフターを下ろして……と。
ウェストミンスター・ロイヤルは、低音域がバックロード・ホーン、中音域がフロントロード・ホーン、そして高音域はホーントゥイーターと、ホーンづくめのスピーカーです。いまスペックをネットで見たら、能率が96.2dB/Wでした。こんな高能率のスピーカーなので、パワーアンプを換えたとところで、大した違いはなかろうと思っていたのです。
でもパワーアンプをP-7500に換えたところで、音楽が空間に放たれる感じが出てきました。音の芯というか、厚みも感じられるようになって、ますます朗々と歌いだすではありませんか。これは意外や意外、ちょっとびっくりしました。A-75はこのスピーカーの弱点(音のこもり、高音域のピーク?)をあぶり出している感じがして、あんまり好きな音ではなかったです。
思うに、ウェストミンスター・ロイヤルは「観光バス」ではないでしょうか。あの広い空間のどこに座っても、「ウェストミンスター・ロイヤルの音」で音楽を楽しめます。ジャズだってイケるので、大勢で音楽を楽しめます。団体旅行みたいに、みんなで音楽を聴いてわいわい語るにはうってつけではないでしょうか。自宅のシステムは言ってみれば乗用車で、ひとりでドライブを楽しむならこっちでしょう。
あらえびす記念館のホールの響きは、極上のものです。すべての音がそのまんま、空間に吸い込まれていく感覚は素晴らしいです。ウェストミンスター・ロイヤルも、鳴らしこんでいけば、どんな音になるか楽しみです。主催していただいた佐々木さん、あらえびす記念館のスタッフの方々、ベースマンの細川さん、みなさんにこの場を借りて御礼を申し上げます。