コメント一覧

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  • 佐々木信幸
  • 2021/12/21
  • 評論家の江川三郎さんが提唱したものでメカニカルアースという方法があります。通常は左右バラバラに振動するスピーカーを一体化して音像の定位や動作の明確化を図ろうとしたものです。左右のスピーカーの下につながった1枚の板を敷くだけで効果あるそうですが、アンプも板の上に乗せればさらに定位がはっきりするらしいとのことでした。
    僕はやったことがないので、「疑わしいなあ」という思いもありますが、いつか試してみたいと思っています。
    ②に期待しています。

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  • あおのり
  • 2021/12/21
  • ご存知の通り、木材は乾燥が進むと動いて反ったり割れたりするので、無垢板の家具は製材してから年単位で乾燥させてから作り始めます。でもフローリングは動きが小さくなるように細い木を組み合わせて接着剤で固めてしまうので、そこまで乾燥させる必要はありません。時間をかけて寝かせるのは、コストですからね。あと何年かしたら、音が良くなっている可能性は十分にあると思います。「新築の家は音が悪い」って、言う人もいますよね。方向性は間違っていないと思うので、楽しみにお待ちになっていれば良いのではないでしょうか。

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  • はやと
  • 2021/12/16
  • まずスピーカーか、それともアンプか、はたまた別のものか。オーディオの入り口は様々ですね。初めて手にしたオーディオ誌に、SCM10という小さなスピーカーが載っていました。これが私を沼にハメたのですが、音楽が好きなだけのオーディオ初心者だったあの頃の自分に、ラックやスタンドの大切さを話してもたぶんピンとはこないでしょう。実際ほとんど気にしていませんでした。でも今なら、あおのりさんが言われるように音の品位に直接影響する最重要アイテムと知っています。
    オーディオを始めた頃、箱形の重量級木製ラックを使っていました。当時のオーディオ誌試聴室の常設ラックでしたので、何の疑念も持たずに買いました。時が経ち、ラックは同じまま機器類をコロコロ替えていました。機器が替われば音も変わりますが、評論家が執筆するインプレッションほどに音が良い方に変わったとは聞こえません。釈然としないものが残ります。そうこうするうちにオーディオアクセサリー誌が創刊されました。
    そこに「箱形ラックに機器を入れると内側で反射する音波の影響で再生音が変調する。」との記述。今なら常識ですが当時はえっ!です。しばらくして今の主流である水平方向全方位開放型のスパイク脚ラックに交換して気づきました。今までラックの付帯音を聴いていたんだ、本来の音を聴かずに機器を手放していたんだ、と。このラック交換事件以前に手放した機器を今の使いこなしで鳴らせばどんな音が出るだろう、と時折思います。SCM10もそうです。純正スタンドで聴いていましたが、今なら別のスタンド、設置法を選びます。この出来事のあとオーディオ誌の記事を斜めに読むようになりました(笑)。
    ラックとスタンドは本当に大切です。これから本格的にオーディオを始める方は、選択を慎重になさって欲しいと切に願います。

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  • あおのり
  • 2021/12/12
  • ヤボを承知で、「オーディオ入門」をする方へのおすすめを書かせていただきますね。
    「オーディオは、ラックとスタンド選びから」だと思うのです。イヤホンを卒業して、スピーカーで音楽を聴きたくなった。予算は30万としましょう。たいがいの方は、スピーカーとアンプと入力装置だけで、30万を使い切ろうとします。それで、どこに置くの?ということになる。スピーカーは家具の上に、アンプとかはテレビ台に(←入らないか、放熱ができない)というのが最悪です。木粉を糊で固めたMDFや、ハリボテのフラッシュで作られた安価なスタンド、ラック類もありますが、音が悪そうだし、モチベーションが上がらないんですよね。30万のうち20万をラックとスタンドに使っても良いと思います。壊れないから一生ものだし、無駄な出費にはなりません。機器類はミニコンポでも中古でも、とにかくきちんとセッティングして音を出してみる。スピーカーの設置位置、部屋のどこで聴くか、アコースティックな要因でどう音が変わるか試行錯誤を繰り返す。キカイの性能云々よりも、むしろそれがオーディオの面白さではないかと思います。

    ブックシェルフのスピーカーを箪笥の上とか出窓とかに置いて、「ああ、小さいスピーカーじゃこんなもんか……」で、イヤホンに逆戻りになったら悲しいです。スタンドに載ったスピーカーから、音が上下左右に広がる楽しみを、まず味わっていただきたいな、と思うのです。その後はスピーカーでもアンプでも、レコードプレイヤーでも、ずぶりずぶりとご一緒に……。

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  • 佐々木信幸
  • 2021/12/07
  • 僕が聞いたのは、小編成のクラシックとジャズでした。
    クラシックは、圧倒的にC-3900の方が良かったです。楽器の位置が鮮明で芯がしっかりとしており、響きが消えゆく美しさが絶品。それに対し、C-2900は温かい音で量感はあるのですが、一音一音にもう少し力があればいいかなあという感じでした。
    ジャズはマイルスのSOMEDAY MY PRINCE WILL COMEを聞きましたが、藤井さんが書いている通りで、C-3900は、60年代ジャズとは思えないほどの美しさで力もあるんだけれど、音が前に来ない。冷静な感じ。
    たぶん、CDプレーヤーDP-900/DC-901のキャラかも。
    C-2900の方はC-3900に比べて、音が太く、60年代ジャズの熱っぽさが感じられました。一つひとつの楽器の質感や位置に拘らず、全体として音楽を捉えるならこちらもありかなと思います。
    僕が使うとしたら、C-3900かな。これ以上ない特性の機器を自分の思い通りの音に持っていけたら最高に楽しいですね。もっとも、先立つものはありませんが。

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  • 村上一郎
  • 2021/11/22
  • たびたびすみません。
    私は気に入ったレコードをICレコーダーでデジタルファイルにして、パソコンでCDRに焼いてCDプレーヤーで聴くこともあります。理由はレコードをかけるのが面倒だからです。
    これの欠点は音がレコードを直接聞くより、もう一歩になることです。
    以前作ったCDRを久しぶりにこのDP450で再生してみました。
    すると、高音の何とも言えない美音が加わっていい感じで聴けることです。
    ほかのCDプレーヤーでは物足りない感じですが、これは結構聞けます。

    人生の終点が近づいている私ですが、いい音に巡り合えたと感謝しています。
    この音がどうしてできたかは、アキュフェーズさんの技術者が優秀なのは当然ですが、10台以上DAコンバーターを作った私としては、「選んだICの組み合わせが偶然よかった?」ことが大きいのではないかと思っています。すみませんアキュフェーズ様

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  • あおのり
  • 2021/11/19
  • この映画、昔に見たような記憶が……。
    ギターバトルのシーンを動画で確認したのですが、ギターをちょっとかじった人間からすると、不思議なバトルです。主人公は左手の薬指にボトルネックをつけていて、スライドギターを弾くスタイルです。オープンチューニングで、一直線に押さえただけで和音が出るようにしているし、エレクトリックの細い弦だとフレットにボトルネックが当たりやすいので弦高も上げます。「形勢不利」になってからのクラシカルな対位法の旋律は、スライド仕様のギターではまことに弾きにくいので、ギターを換えないと苦しいはずです。でもギターはそのまんま、ボトルネックだけ外してスラスラ弾くんですよね。スティーブ・ヴァイ先生が、どうってことのないところでつっかえるのも不思議。

    おっしゃる通り、ブルーズは12小節ワンセットのくり返しなので、単調です。その中でキツイ暮しとか、オンナのこととか、悲喜こもごもを歌い上げる、ラッパーみたいなもんじゃないのかな。やっぱり詩を分からないと面白くないから、「憂歌団」を聴きましょうよ。内田勘太郎さんのギターは、絶品です。

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  • Bitpp
  • 2021/10/30
  • 主様、こんにちは。
    ついにパート④まできちゃったんですね。
    ちょびっと嬉しいです。ありがとうございます。

    オーディオ専用の配線回路は間違いなく効果ありますよね。
    体感的には音が澄んでシャキっとして、且つ力強くなったように思います。
    何よりクリーン電源の歪み(ひずみ)メーターが客観的に示してくれるので説得力あります。
    分電盤にたまたま1個だけ空きがあったので、工事代は5万円程度で済みました。
    その効果を考えるとかなりコストパフォーマンが良いと思います。

    ちなみにアキュフェーズのクリーン電源はなかなかの優れものだと思います。
    電源ケーブルを替えても全く違いが分からなかった私ごときでさえ、クリーン電源の有無による違いがはっきり分かったぐらいですから。
    トランスを使用したノイズ除去装置なんかも試してみた事がありますが、あれこれ迷ってないでアキュフェーズのアクティブ型クリーン電源1台あればOK…という結論になっています。

    オーディオベースマンに初めてお邪魔してからもうすぐ4年になります。
    初めて行った時は、ちょっと敷居が高い感じでドキドキしていたのを思い出します。
    店主様のふわーっとした人柄のおかげですぐにリラックスして、アレコレ好き勝手な事を言ってましたが。

    最初に聴いたのはGRF。
    いまだかって聴いた事もない雄大な音にただただ感激。
    うわっ!これが、ハイエンドなオーディオの世界なんだ…。
    多分、ポカンと口が開いていたと思います。

    次に聴いたのは、B&W 805D3。
    持っていったCDを聴いてみたら、これがまたすごい。
    クリアで力強く、今まで聞えていなかった音が聞える。
    小さいスピーカーだし、これならイケルかも…と思って値段を聞いたら「80万円!!」
    あまりの異世界に溜息つきながら帰りました。

    当時…今から6年ほど前…ちょっといいオーディオ機器を揃えて音楽に親しもうと思って、DENONのアンプやJBLのスピーカーを購入していました。
    全部合わせても50万円ちょっとでしたが、その程度のものを買う時でさえかなりの決心を要していたのですから、スピーカーだけで80万円というのはいかにも異世界だったのです。
    今ではすっかり慣れてしまい、2桁万円では驚かなくなっている自分に驚いています。
    これ、金銭感覚のエージング…とでも言うんでしょうか。

    オーディオベースマンの店主様には実に様々な試聴をさせていただいたり、相談に応じていただいたり、本当にお世話になっています。
    おかげさまで、迷い道、回り道を回避しつつ、短期間のうちにここまで来られたと思っています。
    いい音楽を、気持ちの良い音で聴く…何て素敵な時間だろうとつくづく思います。

    長くなってしまいました。
    それでは、またいつか。

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  • あおのり
  • 2021/10/29
  • うーん、どうなんでしょうね。ユニットの違いというよりは、「箱」の要素が大きいのではないでしょうか。

    たしかにアルテックの38cmウーファーには熱心なファンがいて、「これでないとダメだ!」と言う人がいるくらいの銘機であることは承知しています。でもA7の箱はかなり特殊な構造で、フロントロード・ホーン+後面開放型になっているものと思われます。フロントのホーンの下は、ユニット背面の音の出口なので、閉じられた「箱」ではなくて、構造からして楽器そのものになっている。「楽器に耳をくっつけて聴きたい」という細川さんには、ぴったりではないでしょうか。長らくオーディオをやっている人の中には、密閉型やバスレフ型の「箱」の音に嫌気がさして、コンデンサーなどの平面型スピーカーや、平面バッフル、後面開放型などを偏愛するようになる人もいて、あれはオーディオの終着駅ではないかと思ったりもします。

    でも……A7はデカイ! 小岩井農場に置いたら、良いだろうなあと思います。牛がモーツァルトを聴くと、美味しいミルクをたっぷり出すらしいですね。観光で訪れた、ふだんイヤホンで聴いている若者やチビっ子たちが、「スピーカーから出て来る音楽って良いなあ」と思ってくれたら、オーディオ活性化につながるかもしれないし。

    「終着駅」にたどりついた人は別として、そしてA7のためにひと部屋あてがえる人は別として、JBL K2 S9800は、ふつうの人がふつうの家で聴くにはA7よりずっと良いと思います。あれが何ですぐに売れないのか……「いい娘なんだけどねえ」と三十路の姪っ子を気にかけるオジサンの心境です。

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