オーディオ・ベースマン見たり聴いたり CHORD・ミュージック・・銀の魔の手が貴方を襲う!?。

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり CHORD・ミュージック・・銀の魔の手が貴方を襲う!?。

CHORD(コード)のスピーカー(SP)ケーブル・Music。2m、定価93万円ほど。ベースマンのお客様のBitppさん。アンダンテラルゴ社の無料貸し出しサービスを活用、CHORDのSPを貸し出しして頂き、ベースマンで三機種全て試聴。店主、Bitppさんともに銀の魔力に憑りつかれた模様。僕は、なんとか持ちこたえた!?。比較SPケーブルは、アクロリンクの7N-S1040ⅢとフルテックのFP202の組み合わせ。結論から申し上げますと、「オーディオ的要素・性能では、アクロとフルテックの組み合わせを超えない」というのが僕の印象。

セイラム、2mペア、定価50万円ほど

アクロとフルテックの組み合わせを③として。()内は、左からセイラム、SignatureXL。帯域の広さ➁(➁、①)、解像力➁(②、①)、SN比③(③、➁)、高域表現(伸びすぎない、詰まらない)③(②、➁)、中間表現(やせない、こもらない)④(④、➁)、低域表現(締まり感)②(②、➁)、コントラスト③(②、➁)、制動力(歪みがない感じ)③(③、➁)、透明感②(②、➁)、繊細性④(中間のみ)(③、➂)、音の輪郭適度な太さ、(変わらない、緩い)、音の出足(レスポンス) 同じ(同じ、遅い)。音の鮮度 特(上、並)質感・密度③(③、➁)、デザイン④(④、④)。特長、接続して時間が経過しないと「銀の魔力」は、本領を発揮しない。難点、高額。購入には、「度胸一発」といった覚悟、もしくは、家族の許可が必須!!(沈黙がベストかと)。寸評、 試聴時、ミュージック、三時間ほど接続し続けたら、本領が垣間見えた。24時間以上経過するともっと印象が変わるかもしれない。ケーブル素材・無酸素銅に銀メッキを施してある。「銀の魅力」、音がキレイに緩くなる傾向にあるが、その緩さを逆手に取り、上手く引き締めことでケーブルの魅力、特長を表現。結果、全帯域に渡り、艶、色彩感が滲みだしてくる。その滋味(じみ)で騙(だま)される、いや、滋味を味わいたい。

*******

ミュージックを聴き続けているBitppさん、「一音、一音がキレイな音…」。店主、「低域に力が…、ダンピングされ、(全帯域で)音が揃っている。(音が)崩れない…」。ふと横を見ると、、お二方とも恍惚な表情に。あぁ、音の超微細な粒子が、フロアー全体に浸透、なんとも言えない摩訶不思議な音の世界…、ハッ。僕は、騙されないぞ!!。「二人ともしっかりして、ダメだ!、たぶらかされないでー、こっちへ帰ってくるんだぁ~!」。

*******

Signature XL、2m、25万円ほど。