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  • バロンパパ
  • 2021/08/01
  • 先日、馴染みの店でDP-450注文しました。初回ロットはとっくに完売で、8月のロットも完売。11月生産予定の物を押さえました。現在使用のCDプレーヤー(VRDS-25Xs)は時折読み取り出来ない事象が発生しています。TEACでは古い機器は修理を受けつけていない事もあり、次回はAccuphaseと決めていました。ベルト類は自分で交換しましたが、ピックアップなどは数年前にもう既に無いと聞いて、次に故障したら・・とと考えて思い切りました。DP-430の記事も参考になりましたし、DP-450の試聴機が売れてしまい試聴出来ない状態でしたが、DP-430の試聴の記憶と今回の記事が決め手となり注文に至りました。
    オーディオはそれぞれの好みや感じ方があり難しいと思いますが、いくつかの見方感じ方を書いてくださっているので、とても参考になりました。これからも記事を期待して待っております。

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  • あおのり
  • 2021/07/29
  • ぼくはもしアンプからガリが出たら、電源を切って何十回もゼロとマックスの間を回してみます。しばらく使っていなかったアンプなら、息を吹き返すかもしれません。それで直らなかったら、ボリュームを交換してもらいます。ガリが出る頃には他のパーツやハンダも傷んでいる可能性があるので、やはり見てもらった方が良いと思うのです。

    ボリュームの交換は、ハンダづけができればギターアンプとかだったら自分でできるかもしれないけど、オーディオのアンプだったらプロにやってもらった方が安全です。「接点復活剤を使うと直る」とも言われますが、乱暴にスプレーしちゃうと、潤滑用のグリースが溶けだして厄介なことになります。アンプのボリュームはアルプス電気の汎用品だったら1000円くらいですが、代替品も手に入らないようだと分解して洗浄してもらうことになって、うんと手間ひま(費用)がかかることになります。ずっと使うアンプなら、パーツがあるうちに交換した方が良いでしょうね。

    ガリがひどくなってくると、ボリュームを動かさなくても常時ガリガリと音を立てます。ノイズというのは厄介で、アンプがクリップすると、大きく歪んだ低域がスピーカーユニットを破損することがあります。大出力のアンプの方がクリップしにくいので、スピーカーにとっては安全なようです。ぼくはレコード針の「ボコッ」でユニットを飛ばしたことがあって、そのときに学習しました。

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  • あおのり
  • 2021/07/22
  • 初代のエレクタ・アマトールが発売されたのが1988年で、当時は相当なインパクトがありました。振動板の素材とかの技術的な高性能ではなくて、ウォルナットや皮革などの素材を活かした、工芸品的な上質さが前面に出されていたからです。日本にも工芸の伝統があったのに、残念なことです。もし「岩谷堂スピーカー」が南部鉄器のスタンドに載っていたら、そして音も素晴らしかったら、欲しくなるかもしれません。

    このスピーカーを短い時間ですが、聴かせていただきました。たしかにクラシックはバランスが良くて、弦の響きも美しい。下までよく伸びた低音と音がふんわり広がる感じは、タンノイの大型スピーカーを連想してしまいました。ソファに腰かけて、ゆったり音楽に身を委ねる幸せを感じられそうです。コンパクトでお洒落なのに音は大型のタンノイと考えれば、このおネダンも納得できそうです。

    聴いたときは「ジャズを聴くんだったら、低音の締まりが欲しいかな……」と思ったのですが、オールラウンドを求めるのはヤボというものでしょう。ロレックスを使いたい人は「ホームセンターで売ってるカシオの方が正確じゃん」などと言わないで買うだろうし、時刻を合わせるのも楽しいのではないでしょうか。

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  • maybe
  • 2021/06/29
  • いろいろ拝見しているものですが、私の主観的見解ですがグライコで音の調整すると、その装置の個性が失るのではと感じます(本人良ければOK)。
    A7の記事でも思いましたが、ニアフィールドで満足してる(置ける)方は、それはそれで自分で満足してればいいのですが潜在能力はもっと環境次第で別物になると考えます(後付けツイーターとか)。
    環境(リスニングルーム状態・床強度など)に見合ったその装置の個性を楽しみたいと思います。

    Bitppさんのファンより。

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  • はやと
  • 2021/06/27
  •  先日JBL K2 S9800(以下K2)を聴いてきました。印象は・・・と、その前にハンドルネームを「TruPhaseをベ(ースマンで買った人)」から「はやと」に変えたことをご報告します。長すぎて全部は表示されないみたい。

     K2は広い部屋で鳴らすと良いなぁ~と感じました。SPは広い部屋で鳴らすと音が伸びやかに聞こえるものですが、K2は大型なので特にそうなのでしょう。どんな音楽をかけても自然と体がリズムに乗る楽しさが感じられ、大型SP独特の面で押す音圧を体で受けるのも気持ちいいです。ただ低音のレベルが中高音より低いように感じました。「ウーファーのダンパーが新品だから。」という話なのでエージング待ちということか。「38cmウーファーなら凄い低音が出るんじゃないか~!」と誰しも期待すると思うのですが、それはオーナーになる方だけのお楽しみですね。

     今回の試聴では、このSPは現状より後ろの壁に近づけるセッティングが好ましいと思いました。中高音ユニットはホーンなので音の回折が少なくリスナーに直進しますが、大型SPの割にスリムなK2の低音は後ろに回り込んで音圧が低下します。後ろに回った低音が減衰する前に壁に反射させ再びリスナー方向に戻す。またバスレフポートが後にあるので、ここから出る低音も反射させ前面に回り込ませるセッティングがK2の帯域バランス調整の肝と思いました。
     SPの位置調整で帯域バランスをとることが難しい場合はウーファーと中高音ユニットを別々のパワーアンプでバイアンプ駆動とするのが一案です。音量レベルを個々に設定(パワーアンプにゲイン調整機能があることが前提です)すればリスニング位置での帯域バランスを整えることができます。中高音ユニットがウーファーの逆起電力の影響から開放されることも音的なメリットで、歪みが減り解像感や静寂感がアップすると思います。ただウーファーとドライバーのクロスオーバー(800Hz)付近で電気的には信号レベルが階段状に変化することになるので、それで音に違和感を覚えるようならグラフィックイコライザーの出番かな・・・

     と、そんなことを思った試聴でした。

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  • あおのり
  • 2021/06/03
  • 8畳間にコイツを置いて対峙するとなると、「インナー・イヤー・ヘッドフォン」という言葉がありますが、さしずめ「インナー・ヘッドフォン・リスナー」ということになるんでしょうか。凄いですね。他にもパラゴンの反射板におでこをくっつけてシビれる人、6畳間でアルテックの銀箱に悶絶する人、同じスピーカーを壁一面に積み上げて同時に鳴らす人、まあ世の中色々です。

    でもA7を狭い部屋で、そして小音量で聴くとなると、残留ノイズが少ないアンプじゃないとダメなんじゃないかな。プリアンプでそこまで絞るとなると、ですね。たとえば管球式のプリだったら、残留ノイズの嵐の中から音を聴き分ける修業を強いられるかもしれません。修業を積んで仙境に達すると、残留ノイズも音のうち、になるそうです。

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  • 関口
  • 2021/06/02
  • いつも興味深く拝読しております。
    クリプトン KX-0.5P、先日幸運にも試聴する機会を得ました。
    正直申し上げますと、クリプトン=オーディオアクセサリーのイメージしかなく、あまり期待していなかった(スミマセン)のですが…
    芯があってしなやか、実在感を伴った肉づきと密度。鳴り出してすぐに「おぉ!」と、感嘆符付きの声を漏らしてしまいました。欲張りすぎず、誇張せず、このサイズで出来ることをしっかりと追求した結果、深みがあって自然で上質な音を得たのだろうと想像します。全てが程よく調和する心地よさを感じます。
    一方で、溌剌で快活な鳴りっぷり、乾いた風が吹き込むような爽快感、そのような要素はあまりないかもしれません。それでも私はこのスピーカーの音に魅了されました。

    日本的佇まいを感じる素晴らしいスピーカーですね。

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  • あおのり
  • 2021/05/31
  • 今日はK2を、聴いてきました。メンテナンスについてですが、ウーファーのダンパー交換とオーバーホール、ミッドホーンの磁気回路の固着の修理とオーバーホールを、輸入代理店のハーマンで行ったばかりとのこと。ハーマンはよそで修理されたものは修理してくれないので、これも大きなポイントです。

    聴き始めは、低音があんまりパッとしないと感じました。でもヴォリュームをグンと上げて聴き続けると、音離れが良くなって、弾む感じがでてきました。まだ鳴らしこみが不十分なのかもしれません。B&W802D3のような虫メガネ的分解能はないですが、ウェルバランスで、ナチュラルです。いまはコンクリートに直置きなので、振動が筐体に跳ね返っているでしょうし、またバイワイヤリングにすれば、もっと良く鳴る可能性は大きいと思います。

    中高音はホーンなのに、ホーンの押しつけがましさが皆無です。それでいて、ホーンならではのゆとりというか、ドームの精一杯頑張ってます感がなくて、すうっと自然に出てきます。さすがにホーンゆえの指向性の狭さはありますが、スイートスポットに腰を下ろせば良いことです。明るく澄んだ中高音も魅力的です。私には大雑把な印象はなく、たとえば「ペトルーシュカ」の弱音部での木管楽器の音色の描き方など、繊細な表現も得意なのでは?と感じました。

    JBLの数あるスピーカーの中でも、これは大傑作ではないでしょうか。スピーカーでユニットのメンテナンスをしたということは、新品同様と考えても良いかと思います。塗装の状態もキレイなままなので、大変なお買い得品ではないかと思います。

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  • あおのり
  • 2021/05/27
  • いや、A-75を導入している時点で、十分に沼に嵌っておられますよ。
    さらに水準器を置いたり、重いのに四苦八苦しながら水平を出しているの
    ですから、何だ首までつかっているじゃないか、という話です。
    願わくば、このまま沼で楽しめることを。そして「底なし沼」でないことを!

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  • TruPhaseをベ
  • 2021/05/23
  •  アッテネーター(減衰器)は、入力された信号を必要とされるレベルの信号電圧に変換し出力することが役目です。そのための部品だけで作られていますから、プリアンプ(増幅器)を使う魅力である聴き心地の良さやシステムを支配する音色の発露などは守備範囲外じゃないかな?という前提で本機を注文いたしました。
     自宅システムに接続すると、期待していたよりも遙かに音の解像度・鮮度が向上し、音楽の実在感・躍動感が増したことに驚きました。ワンポイント録音の曲などは目の前で演奏しているような再生です。音楽を積極的に聴きたくなる音に変貌しました。ず~っと平たい音楽だと感じていたバッハの「マタイ受難曲」が音的にも音楽的にも立体的に目の前に現れてポカ~ンとしました(笑)。もう前の音には戻れません。この変化は劇的で、拙宅でのオーディオ機器の変遷の中で本機導入が最大のブレークスルーとなりました。

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