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  • はやと
  • 2023/10/25
  • 接点クリーニングは、綿棒+無水アルコールでやります。綿棒って使い辛いんです。特に端子類には。端子クリン、良いかも。

    その昔、あるオーディオ評論家が、「接点などをクリーニングすれば一時は音が良くなるが、持続するわけではなく、そのうち音は元に戻る。そのたびにクリーニングに短くない時間を使うのは、どんなものだろう?」みたいなことを仰っていました。その時は、「なに言ってんだ、この人。音は良い方がいいだろう!」と思っていました。

    ですが、面倒くさいことが億劫になってくる歳になって、クリーニングはあまりやらなくなりました。評論家氏は達観していたのか。それとも見かけより歳を取っていたのか。ちなみに、その評論家氏は現役ですし、使用装置類の総額はもの凄いです。

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  • あおのり
  • 2023/10/23
  • Charioというメーカーは、たしかソナス・ファベールよりも長い歴史があり、イタリアを代表するスピーカーブランドだったように記憶しています。輸入商社での取り扱いが安定せず、日本市場には安定した供給とはなっていませんでした。まだ聴いたことがなかったので、お店に立ち寄ったときに聴かせてもらいました。

    コンパクトな筐体ですが、気前よく低音が出ます。低音の量感に支えられた、安心感のある音のように感じました。キャビネットのデザインが優美で、造作も丁寧なので、リビングに置くには良いですね。落ち着いて音楽を楽しみたい人には、向いていると思います。私としては叩く音の強さや、張り出してくる感じが欲しいところではあるのですが……、これは好みですね。これから鳴らしこんでいけば、もうちょっと朗々としてくるような印象も受けました。

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  • あおのり
  • 2023/10/17
  • 「傘がない」……懐かしいですね。中学生の頃だったかな、意味不明な歌詞だと思っていました。
    陽水さんは「君」に会いに行かなくちゃいけないけど、傘がない。傘を買うお金もないのか。だったら傘を借りれば良いのに。貸してくれる人もいないのか……なんて考えていました(笑)。

    「傘」は「愛」だったと気づいたのは、大人になってからでした。それでもやるせなさ、どうしようもなさ、そんな感じは中学生のときにも感じていました。あれを聴いていた人たちは、「傘」が「愛」だって思って聴いていたのかな。

    確かに、意味は大事ですね。

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  • あおのり
  • 2023/10/16
  • 管理人さんの生真面目さが出ていて、とても面白く読ませていただきました。
    私も中高生だった頃はLPで、立派なライナーノートには対訳もついていて、かじりつくようにながめながら聴いていたものです。でも年を重ねると、CDで小さくなってしまったこともあって、歌詞は確認しなくなってしまいました。

    その理由の一つは、「歌詞を表現するための曲」かもしれないけど、「曲を成立させるための歌詞」かもしれないと思うようになったのです。実際に曲が先にあって、後から歌詞がついている曲もあります。韻を踏むとなると、意味よりも音の響きが優先されます。日本語の場合はさらに厄介で、どうしても洋楽のリズムに刃乗りにくい。井上陽水のように、「意味なんかなくて良い」と割り切ってしまう人もいます。

    ヴォーカリストは vocalist であって、verbalist ではありません。歌が<感情→言葉→声>だとしたら、「声」を味わっていると「感情」が伝わってくる、それが優れたヴォーカリストなんじゃないかな、と思ったりします。

    「王様」はひょんなことで、ナマを観たことがあります。ロックファンなら楽しめるし、芸人としては唯一無二の芸を確立していて立派だと思います。でもいくらギターと歌が上手くても彼をミュージシャンだとは思いません。芸人さんの芸は笑いを取るのが目的で、彼自身の感情を表現する手立てではないからです。

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  • ふんわり湧水
  • 2023/09/30
  • 盛岡在住、以前アキュフェーズのプリ、パワーアンプ購入しました。
    岩手県民会館の音響についてのコメント消えてしまったようで残念。

    方舟はアンプ自作する友人と2回行きました。
    轟音でした。長岡先生が良しとする音を確認できたのは貴重な体験で今でも参考にしています。持参したCD、良い音だねと褒めて貰いました。

    当時先生は70歳手前だったでしょうか、後半時間オーバーして恐縮しているのにレーザーディスクとDVDの画質や音響の比較が始まってしまい、幼児向けアニメのソフト鑑賞して先生の解説を聞けたのも思い出です。

    振り返って考えると、予め予約はするものの素性不明の若者を迎え入れてくれる度量の大きさは今では中々ないことかもしれません。

    ところで全然関係ないですが、先日初めて行った個人病院の待合室でBGM程度の小さい音なのに大変音離れの良い音がしたので、振り返って見たらパラゴンでした。コンディション良いようで是非大きい音で聞いてみたい。

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  • ハラ
  • 2023/09/26
  • 先日、部屋の整理をした際に、古いStereo Sound誌「方舟」の記事を読み返し、何となく処分するのを辞めました。

    私の先輩(オーディオの師)は、D-58ES+T500AMk2に、ベリンガーのDEQ2496を駆使、プリとパワーは古いアキュフェーズですが、どんな装置を使用しても、同じ音がしそうな勢いです。

    定位とか音場という次元ではなく、ヘッドホンで聴いて脳内定位するかの様な、否、耳ではなく脳が直接聴いているかの様に錯覚する、と言ったら言い過ぎでしょうか?そんな衝撃的な音です。
    私もD-58ESに替えようかと、真剣に悩んだ時期もありました。

    YouTubeに、月刊stereoの方舟訪問の様子がアップされています。
    私も聴いたのは初めてでしたので、有難く拝聴しました。
    駄文、失礼しました。

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  • はやと
  • 2023/09/25
  • 酒場やジャズ喫茶に、アキュフェーズは似合わないかも。存在を主張する色や大きさです。マッキンもマッキンであることを強く主張していますが、人に寄り添うような色使いで、希有な機器。文字が緑色に浮き上がるから薄暗い部屋でも使えるし、栄えます。

    方舟は、メインSPが映像用スクリーン左右の「ネッシー」で、スコーカー(フルレンジで鳴らしていたか、帯域制限していたか、記憶にありません)とツイーターの2Way、スクリーン下側に横長のウーファーが置かれていたように記憶しています。スクリーンありきの形と配置で、ユニットはフォステクス製。全部うろ覚えですが・・。
    床がコンクリートの打ちっ放しで、普通は難しい、風のような低音を再生することが出来たとか。戦闘機だったか戦車だったかヘリコプターだったかの音を原寸大で再生することにチャレンジしていたみたいです。方舟は、それが許される空間だったという事ですよね。羨ましい。

    自分がステレオ誌を読み始めた頃、長岡先生はすでに自作SPを使われていました。その音を聴いたことがある人しか、先生の基準は判らないのが残念です。あとは設計図からネッシーとウーファーを作るか・・。吹き抜けの広い部屋を持たない限り、普通の日本家屋に置いてまともに鳴るサイズではなかったと思いますが、ベースマンなら置けるでしょう。今あるSPを押しのければ (笑)。

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  • 佐々木信幸
  • 2023/09/25
  • 長岡鉄男さんの設計したスピーカーの一部は、FOSTEX FEシリーズのフルレンジ(軽量なコーンと強い磁気回路で効能率)を使用していたため、パルシブな音が前に飛んでくるスピード感や口元が見えるようなボーカルの音像感、ダイナミックレンジの大きさなどは、他の追随を許さないものがあり、一度この音に慣れてしまうと他のスピーカーの音が鈍重なものに思えるのでした。その状態に陥った人は「フォス耳」などと揶揄されていました。僕もフォス耳でした。
    約20年前、東京での視聴会に行ったことがあるのですが、スワンやネッシーはバッフルが小さいため音場感がよく、広大な空間に音像がフォーカスする様はとても新鮮なものでした。とくにネッシーの青天井に突き抜けると言われる音は聴いていてとても楽しいものでした。
    その一方で、色気や翳りの表現や間接音が足りないとか、紙くさいとか、中高音が強すぎとか、一部響きが強いとか、ピュアじゃない音がするとか、不満を持つ人も多かったようです。
    我が家には、リアスピーカーとして、スワン一族のスーパーフラミンゴ(8cm)があります。また、メインシステムはモアイのような2段重ねで、上部はネッシーミッド(13cm)の流用、下部が38cmとなっています。良かったら聴きにいらしてください。

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  • はやと
  • 2023/09/22
  • マッキントッシュ製品のフェイスパネルは、昔から変わらず素敵です。日本の製品にはない優美さと機能美。基調の黒に、緑色に浮かぶ文字とのコントラストは、さあリラックスして音楽を聴きましょう、と語っているようです。インテリアとして見ても秀逸。

    そんなマッキンですが、管理人さんが書かれているように、音は太く平坦。良くも悪くもマッキン調です。でも、オリジナルノーチラスの立体音場(と、Σシリーズのレコードプレーヤーを開発された寺垣先生のご自宅の音)に衝撃を受けてオーディオ迷宮に転げ落ちたので、求める音からは相当離れています。で、自然と頭に浮かびました。マッキンの箱で中身がアキュフェーズなら良いのに、と。メーカーそれぞれのポリシーで製品は創られていますから、四の五の言っても仕方ないのですが、無いものねだりです(苦笑)。

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  • あおのり
  • 2023/09/20
  • 昨日はオーディオベースマンにお邪魔して、マッキントッシュC40 → アキュフェーズA75 → フランコセルブリンアッコルドで聴かせてもらいました。C36もほとんど同じ傾向だったので、そちらを中心に書きました。よろしければ、お目通しください。

    http://musiclistener.sblo.jp/article/190566069.html

    C40は細川さんによれば、「どこのジャズ喫茶に行ってもこれが置いてあった」そうですが、私が行っていたお店はは一軒がマーク・レヴィンソン LNP-2L、もう一軒がYAMAHA C-2でした。でも当時はJBLでジャズを鳴らしたい人には、定番的な人気を誇っていたのでしょうね。

    デザインはC36の方が、圧倒的に好みです。C40はツマミがいっぱい並んで、使いにくそうです。C36もC40も音の方は、大らかで気前が良いですね。C36の方が低音の押しが控えめで、ピアノがちょっと痩せる感じがしましたが、音質のクォリティに大差を感じないのは、マッキントッシュの見識だと思いました。C40はトーンコントロールが5バンドで、モニタースピーカー出力もついていて、多機能になっているぶん高いということなのでしょう。

    興味深いのはC40は1993年の発売なのに、リモコンなし。「ぜひツマミを操作して、お好きな音で楽しんでください」というコンセプトが透けて見えます。そしてヴォリュームのツマミは、やたらにデカイよりもこのくらいが使いやすいのです。パネルに浮き上がった文字を頼りに、盤が変わるごとに調整する。菅野沖彦さんはC40を絶賛されていたようですが、「レコード演奏家」を記事にしておられたことと符号するように思います。C40はツマミを操作したい人向け、C36はシンプルに聴きたい人向けなのでしょうね。

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