オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ E-4000、E-650・・パワーアンプとして使うと…。試聴実施その②・・E-650。付記、アキュフェーズ・E-700に期待するもの。

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ E-4000、E-650・・パワーアンプとして使うと…。試聴実施その②・・E-650。付記、アキュフェーズ・E-700に期待するもの。

A級アンプ・E-650。コントロールアンプ・C-2300を繋ぐとどのように音質が変わるのだろうか?。評価はE-650の音を③として。試聴CDは、キース・ジャレットさんの「The Melody At Night With You」のトラック⑤ 「My Wild Irish Rose」と小林沙羅さんの「日本の詩」のトラック① 小さな空とトラック② うみ。

E-650。僕の私感ではC-2300とはあまり相性が良くない感じ…。

帯域の広さ・③、解像力・④、音の背景の静けさ・③、高域表現(伸びすぎず、詰まらず)・③、中間表現(膨らまず、こもらず、痩せず)・②(濃くなりすぎ)、低域表現(締まり)・④、コントラスト・②(コントラストが強すぎる)、制動力(歪みがない感じ)・③、透明感・③、繊細性・④、質感・密度・⑤、音の輪郭・油絵のように極太。音の出足・変わらない、音の鮮度・並(極、特、上=E-650、並の評価で)、デザイン・③、音楽の感銘度・②。特長、太く濃く、高密度な音。難点、音の密度が深すぎて、深掘りしすぎて内面的な音楽になる。肩に力が入りすぎる。躍動感が後退する。音が重くなる。適性、不明⁉。、E-4000ではE-4000の音の薄さが改善するなど効果が得られたが、E-650ではあまりプリアンプを繋いだメリットを僕は、感じられなかった。E-650に繋ぐと音が濃くなりすぎ、思わず「過ぎたるは猶及ばざるが如し」という言葉を連想してしまった。

店主評。「私はこの音の方が好みです。この音(E-4000よりE-650を繋いだ方を)を取ります」。そして、4月に発売されるアキュフェーズの新製品E-700(95万円ほど)の話題になり、その音質への期待感を述べた。「(E-700が)AB級のパワー(感)、下半身がしっかりした感じ(があって欲しい)。(AB級に比べ)A級の力ない感じ、肩に力が入りすぎる感じがなくなり、(E-700が)レスポンス、駆動力が向上した音質になるかどうか?。(若干弱かった)A-75の中域から低域表現がA-80では強化されてましたが、(E-700も)そのようになるのか?。楽しみです」。

二月末まで試聴できます。試聴に来る人がなく困ってます。手持ちのプリメインアンプをもちこんでも試聴はできると思いますので、絶好の機会と捉え試聴してみて下さい。どのような印象、感想、感慨を持たれるのか?。他人とは違った事を感じるのはオーディオの楽しみの一つです。