オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ DP-450 その②・・VS DP-770。

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ DP-450 その②・・VS DP-770。

アキュフェーズのCD専用プレイヤー・DP-450。DP-770と比較して聴くとどんな印象になるのだろうか?。オーディオ・ベースマン。5月6日(月)まで新製品のA級プリメインアンプ・E-700を含め、試聴会に持ち込まれた製品、全て試聴可能です。評価は、DP-770を③として。

アナログ録音は曖昧な表現があるためか
CDプレイヤーの比較には不向き。

帯域の広さ・②、解像力・③、音の背景の静けさ・③、高域表現(伸びすぎず、詰まらず)・③、中間表現(膨らまず、こもらず、痩せず)・②、低域表現(締まり)・②、コントラスト・②、制動力(歪みがない感じ)・②、透明感・②、繊細性・①、質感・密度・①、音の輪郭・淡い。音の出足、ちょっと遅い。音の鮮度・上(極=770、特、上、並の評価で)、デザイン・③、音楽の感銘度・②。特長、見た目は100万円ほどの価格差は感じない。難点、770に比べ、ちょっとピンボケ。力強さも無い感じ。音の分離、セパレーションが落ち明確に分離されない。適性、全ての音楽。、どうしても、価格差を考えてしまう。そうなると、「まあ、この450でもいいかなぁ。無理することはない」と思える。

店主評。「(音の)フォーカスは770がいいです。450にはゆったり感があります。ですが、(450は)ラファロのベースが甘く入ってます。(このCDには)ラファロの天才的な(演奏)感性、柔らかさも録音されているのですが(その辺の聴こえ方が450では甘い)。(一方の)770ではベースが、まっすぐになっている(甘くならないという意味)。演奏全体に緊張感が出てきて、静謐な中にも空気が張り詰めた感じ、厳粛な中にも張り詰めた心持ちを感じます。(そして)ビル・エヴァンスは落ち着いた穏やかな演奏(をしていると感じます)。この辺が100万円の違いです」。あー、僕にはよく判りませんでした。

ベースマンにて100万円の違いがわかるかどうか?。皆さんも聴いてみて下さい。

なお、今回のCDプレイヤーの試聴。初め、ビル・エヴァンスのCD、アナログ録音をデジタルにマスタリングしたものを聴いた。あまり、二機種の音の違いが判らなかった。そのあと、デジタル録音の寺島レコード・ヴォーカリスト・ELLE(エル)のSO TENDERLYへチェンジ。音が出た瞬間、音の質感、繊細性が明らかに違う事が判った。CDプレイヤーの比較の場合、アナログ録音をデジタルにマスタリングしたものより、初めから新しい優秀なデジタル録音のCDを聴いた方が音の違いが、優劣が「ハッキリ、クッキリ、スッキリ」する。

デジタル機器の再生はデジタル録音がベストという事を認識。