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  • はやと
  • 2023/09/25
  • 酒場やジャズ喫茶に、アキュフェーズは似合わないかも。存在を主張する色や大きさです。マッキンもマッキンであることを強く主張していますが、人に寄り添うような色使いで、希有な機器。文字が緑色に浮き上がるから薄暗い部屋でも使えるし、栄えます。

    方舟は、メインSPが映像用スクリーン左右の「ネッシー」で、スコーカー(フルレンジで鳴らしていたか、帯域制限していたか、記憶にありません)とツイーターの2Way、スクリーン下側に横長のウーファーが置かれていたように記憶しています。スクリーンありきの形と配置で、ユニットはフォステクス製。全部うろ覚えですが・・。
    床がコンクリートの打ちっ放しで、普通は難しい、風のような低音を再生することが出来たとか。戦闘機だったか戦車だったかヘリコプターだったかの音を原寸大で再生することにチャレンジしていたみたいです。方舟は、それが許される空間だったという事ですよね。羨ましい。

    自分がステレオ誌を読み始めた頃、長岡先生はすでに自作SPを使われていました。その音を聴いたことがある人しか、先生の基準は判らないのが残念です。あとは設計図からネッシーとウーファーを作るか・・。吹き抜けの広い部屋を持たない限り、普通の日本家屋に置いてまともに鳴るサイズではなかったと思いますが、ベースマンなら置けるでしょう。今あるSPを押しのければ (笑)。

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  • 佐々木信幸
  • 2023/09/25
  • 長岡鉄男さんの設計したスピーカーの一部は、FOSTEX FEシリーズのフルレンジ(軽量なコーンと強い磁気回路で効能率)を使用していたため、パルシブな音が前に飛んでくるスピード感や口元が見えるようなボーカルの音像感、ダイナミックレンジの大きさなどは、他の追随を許さないものがあり、一度この音に慣れてしまうと他のスピーカーの音が鈍重なものに思えるのでした。その状態に陥った人は「フォス耳」などと揶揄されていました。僕もフォス耳でした。
    約20年前、東京での視聴会に行ったことがあるのですが、スワンやネッシーはバッフルが小さいため音場感がよく、広大な空間に音像がフォーカスする様はとても新鮮なものでした。とくにネッシーの青天井に突き抜けると言われる音は聴いていてとても楽しいものでした。
    その一方で、色気や翳りの表現や間接音が足りないとか、紙くさいとか、中高音が強すぎとか、一部響きが強いとか、ピュアじゃない音がするとか、不満を持つ人も多かったようです。
    我が家には、リアスピーカーとして、スワン一族のスーパーフラミンゴ(8cm)があります。また、メインシステムはモアイのような2段重ねで、上部はネッシーミッド(13cm)の流用、下部が38cmとなっています。良かったら聴きにいらしてください。

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  • はやと
  • 2023/09/22
  • マッキントッシュ製品のフェイスパネルは、昔から変わらず素敵です。日本の製品にはない優美さと機能美。基調の黒に、緑色に浮かぶ文字とのコントラストは、さあリラックスして音楽を聴きましょう、と語っているようです。インテリアとして見ても秀逸。

    そんなマッキンですが、管理人さんが書かれているように、音は太く平坦。良くも悪くもマッキン調です。でも、オリジナルノーチラスの立体音場(と、Σシリーズのレコードプレーヤーを開発された寺垣先生のご自宅の音)に衝撃を受けてオーディオ迷宮に転げ落ちたので、求める音からは相当離れています。で、自然と頭に浮かびました。マッキンの箱で中身がアキュフェーズなら良いのに、と。メーカーそれぞれのポリシーで製品は創られていますから、四の五の言っても仕方ないのですが、無いものねだりです(苦笑)。

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  • あおのり
  • 2023/09/20
  • 昨日はオーディオベースマンにお邪魔して、マッキントッシュC40 → アキュフェーズA75 → フランコセルブリンアッコルドで聴かせてもらいました。C36もほとんど同じ傾向だったので、そちらを中心に書きました。よろしければ、お目通しください。

    http://musiclistener.sblo.jp/article/190566069.html

    C40は細川さんによれば、「どこのジャズ喫茶に行ってもこれが置いてあった」そうですが、私が行っていたお店はは一軒がマーク・レヴィンソン LNP-2L、もう一軒がYAMAHA C-2でした。でも当時はJBLでジャズを鳴らしたい人には、定番的な人気を誇っていたのでしょうね。

    デザインはC36の方が、圧倒的に好みです。C40はツマミがいっぱい並んで、使いにくそうです。C36もC40も音の方は、大らかで気前が良いですね。C36の方が低音の押しが控えめで、ピアノがちょっと痩せる感じがしましたが、音質のクォリティに大差を感じないのは、マッキントッシュの見識だと思いました。C40はトーンコントロールが5バンドで、モニタースピーカー出力もついていて、多機能になっているぶん高いということなのでしょう。

    興味深いのはC40は1993年の発売なのに、リモコンなし。「ぜひツマミを操作して、お好きな音で楽しんでください」というコンセプトが透けて見えます。そしてヴォリュームのツマミは、やたらにデカイよりもこのくらいが使いやすいのです。パネルに浮き上がった文字を頼りに、盤が変わるごとに調整する。菅野沖彦さんはC40を絶賛されていたようですが、「レコード演奏家」を記事にしておられたことと符号するように思います。C40はツマミを操作したい人向け、C36はシンプルに聴きたい人向けなのでしょうね。

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  • mm3
  • 2023/09/10
  • アキュの最新バランスケーブルを購入してDP-750で数か月試してみました。
    ウチではダメでした。低音が薄く弱くなり、中音の基音もはっきりしないので全体に薄らぼんやりで音量自体も少し下がった感じになります。
    二番目バランスケーブルを手放さずに持っていて良かった。時々差し替えて、じわじわと違いが判ってくるのですが、DP-750にはやはりその当時の二番目ケーブルが合致すると思いました。信号への食い付き感が良くて繊細な音も音圧がしっかりします。ケーブルは本当にむつかしい。

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  • ハラ
  • 2023/09/09
  • こんにちは♪
    私は、アンプのセパレート化に伴い、スペースの問題もあり、そこまで使用していたフォノイコからAD-290Vとなりました。
    入れ替えての第1声は、やばい!やらかした…。とても聴くに耐えない音で、どうしたものかと半日ほど聴き進めていく間に、それなりに鳴るようになり、今は普通に聴いています。
    多分ですが、セレクターをADにした時にのみユニットに通電するのではないかないでしょうか?
    もしそうなら、聴く前に少し準備も必要かな?と思う次第です。
    駄文失礼いたしました。

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  • はやと
  • 2023/09/06
  • コーンウォールⅣのサイズは、643mm × 965mm × 394mm (WHD) 45kgで、昔のJBL4343が、635mm × 1051mm × 435mm (WHD) 84kg らしい(ネット調べ)です。バッフル面積が4343の93%で重量は54%。重さは半分ですが、バッフルが似たようなものなので、圧迫感は同じような感じでしょうか(冷汗)。高さが86mm違い、これがどう感じられるか。ウーハー振動板の重さは、コーンウォールの方が遙かに軽いと思われますので、使いこなしの苦労も軽いだろう、と希望します(笑)。

    クリプシュ社製コーンウォールⅣは、小出力アンプビルダー期待の星! 能率102dBですから、大出力でなくとも十二分に鳴るはず。だから涎がでるのですが、置く場所は・・・

    長岡さん設計のスピーカー群の文章は、食い入るように読みました。中でもネッシーに憧れました。でも、これこそ置く場所が難しい、ではなく無理。読者がもやもやするものを創りやがって!と八つ当たり(笑)。そこに登場したのがモアイ。当時は、これなら!と色めき立ったのに、年月の流れは色々と忘却させてくれるものですね。

    長岡さんは、歯に衣着せぬ発信をされていたので、それ本当?と思っていました。文章の信憑性を知りたくて、方舟の音を聴いてみたい、とも思っていました。そんな人、全国にたくさんいたでしょうね。あそこならどんなに大きなスピーカーでも置けるし、定在波なしで大きな音も鳴らせるので羨望しかないです。主が去った音の館、いまはどうなっているのでしょうか。

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  • はやと
  • 2023/09/05
  • モアイ! 遠い記憶を掘り起こす名、懐かしいです。

    狭い部屋に置くスピーカーとしてネッシーより現実的な選択と思い、いつか作ろう!と板取りが掲載されたステレオ誌を取り置いたはずですが、それも今は何処へ。あるフルーティストがモアイを作った記事も後の号に掲載され、それも自作意欲をかき立てたものです。

    最近ベースマンで、コーンウォールⅣというスピーカーを試聴させていただきました。38cmウーハーを搭載した米国クリプシュ社の新製品。102dBという夢のような超高能率! 現在のJBLより能率が高い。ベースやドラムスの音が軽々と早いので、のれる演奏が聴けます。 ジャズ好きには痺れる音ではないかな、と思いました。今風な立体音場を構築せず、面押しする古典スピーカーの現代版。なので、問題は置き場所・・・(悩)

    このスピーカー、管理人さんは試聴されていないとのこと。感想が聞けず、残念です(泣)

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  • 佐々木信幸
  • 2023/09/03
  • サブウーハーは偽物ではないと思います。というか、僕が取り組んできたのもバックロード以外は全部サブウーハーなのです。
    あおのりさんと同じように長岡鉄男さんに傾倒し、彼が発表する自作スピーカー記事を読んでは妄想を繰り返してきました。その中で目から鱗だったのが、「モアイ」というメインスピーカーをサブウーハーの上に重ねたシステムでした。気に入ったスピーカーの下にサブウーハーを置いてスタンド代わりにするのもありなんだと感心しました。しかし、当時は今のような高性能なサブウーハーがなかったので、サブウーハーにづくりに取り組んだわけです。
    最初は20cmウーハーを使っていましたが、そのうちに一生に一度でいいから38cmウーハーを使ってみたいという衝動に駆られ、部屋の狭さを考えずに飛び込んだのでした。思い出してみると、なんだかんだで、僕の年代のオーディオマニアのあこがれはJBL4343だったような気がします。こういうのは今となっては絶滅危惧種ですね。

    あおのりさんのように、スピーカーを誇示せずに、生活の中で良質な音楽を聴くという姿勢は、とても粋であり、憧れでもあります。今のシステムでやり切ったら僕もその方向に進もうかとも思います。

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  • あおのり
  • 2023/09/02
  • 昔むかしに崇め奉っていた長岡鉄男師は、「重低音というものはない、あるのは軽低音だ」と言っていました。それこそJBL4343(だったかな?)のドスの効いた38cmウーファーに憧れていた私は、まるで意味が分かりませんでした。「重低音こそオーディオの極楽浄土じゃないか」としか思えなかったんですね。以来「軽低音」が分かる(分かったつもりになる)まで、20年はかかったような気がします。

    私は佐々木さんのような果敢な挑戦はせずに、「まあこんなもんで、いいじゃない?」で過ごしてきました。ただ音楽を楽しみたいのなら、70HZ以下はなくても良いのです。むしろキレ味が悪かったり音程がはっきりしない低音なら、ない方がマシかもしれないと思うようになりました。それを悟りの境地として安住するか、それとも本物を求めてイバラの道を歩むかは、もう生き方ですね。生き方。私はそのどちらもできずに、偽物のサブウーファーにすがって生きています。「悟り派」からも「本物派」からもケイベツされそうな「偽物派」ですが、しょせん自己満足ですからそれで良いのです。根性丸出しになるまでやってしまうくらい面白いのが、オーディオなのかもしれません。

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