オーディオ・ベースマン見たり聴いたり あれれ?。「ハッキリ、クッキリ、スッキリ」したけど…。
- 2026.02.27
- オーディオ

アイキャッチ画像。二階にて。フォノイコライザー・トライオード・TRX-EQ7(右SPそばの銀色の箱)。スピーカー(SP)・ブロッドマンVC1、プリメインアンプ・トライオード・TRV-A300SE・プスバン仕様、レコード・プレイヤー・EMT930stの組み合わせ…でレコードを聴こうと思ったら店主が、「昇圧トランス・オルトフォン・ST-70を付けましょう」と。試聴の目的は、「TRX-EQ7で音楽を楽しめるかな?」というところ。十二分に楽しめた。
音質には「がっかりするだろうな」と思いつつデューク・ジョーダンさんの「FLIGHT TO DENMARK」をターンテーブルに乗せた。その時の印象が前のブログ記事。再生された演奏は素晴らしいものだった。よし、それでは、一階のアキュフェーズ&B&Wのハイエンドで聴いたらさぞかし凄い演奏だろうと一階に降りて聴いた。店主と一緒に「がっかりした」。二階で聴いた時は、ベースの音もドラムの音も不明瞭で良くなかった。全然、楽器の音がしなかった。でも、デューク・ジョーダンさんの右手のピアノの音は`ピアノ楽器の音´だった。心に沁(し)みた。一階のハイエンドで聴いたら、音が「ハッキリ、クッキリ、スッキリ」、ピアノ、ベース、ドラムの音がすべて歪みなくしっかり聴こえてくる…のはいいが、つまらない。ただの演奏。演奏の詩情というものが皆無。何故そう聴こえたかと考えたが、ある部分の帯域表現、その音色の聴こえ方、印象に原因がありそう。ブロッドマンは、ピアノの音色の再生は得意。それに加え、真空管300Bは、中域の400㎐あたりからちょっと高い700㎐までの再生が上手い。人の声、楽器の音がする。しかし、コントラバスの低域やシンバルの高域再生はダメ。アキュフェーズ&B&Wは、音の背景の静けさが格別、低域と高域表現は歪み無く引き締る。他に並ぶものが無き再生音…ながら、中域の400㎐あたりからちょっと高い700㎐までは引き締まりすぎてちょっと人の声、楽器の音が`キツイ´感じになってしまう。その辺の再生音の違いが「FLIGHT TO DENMARK」を聴いた時の印象の違いになったと思う。聴こえなくとも良い部分があるのが音楽鑑賞だ。
まさに、「過ぎたるは(一階の音)猶及ばざるが如し」の見本。
付け加えれば、使用機器でいかようにも演奏の印象が変わるかも説明できます。例えば、レコードプレイヤーの再生音の違い。いかにもレコードの音といった感じのEMT930stの高コントラストの太い音、一方、CDを彷彿させる音質のアコーステック・ソリッド・マシーン・スモール(旧モデル)の高解像度、透明感の高い音。その違いが影響したかもしれないといったように。ほかに要因を求めるとキリがないので深掘りしません。
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二階、一階でレコードを聴いて店主が、「二階のような音。それを中古機器を使ってだそうとしている人はいるでしょうね?」と僕に問いかけ。「ええ、いると思います。中古品でもいいと思います。ただ、ハイエンドの音をしっかり聴いてそれがどのような音か理解してから自分の好きな音作りに取り組むべきでしょうね。オーディオショウのような催し物で最新の整ったハイエンドな音、例えば、アキュフェーズブースの音を確認して行うことが必要だと思います。そうしないと自己満足だけの世界になってしまう。その人のシステムをほかの人と一緒に聴いた時、理解されないだろうし感動を分かち合えませんでしょうから」と答えた。
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