オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ E-650 その①・・前作に比べ、格段のキレ味
- 2017.12.08
- オーディオ
前作、E-600と比べ、格段のキレ味。AB級アンプを彷彿とさせるスピード、躍動感が素晴らしい。高SN比と高解像度に裏打ちされた澄み切った音場。滲みが少なく純度の高い音の輪郭。歯切れがよく、中域を中心とした音創りが感じられる。中域、中低域は繊細ながら高密度、高レスポンス。力強い低域表現、高域は鮮明に響き渡る。E-600より音数が多く、一音、一音が明確だ。
試聴会中、同社営業の小串さんが「もし、自分が購入するとしたら、3種のアンプ、どれにしますか」との提案。実際に自分が購入を前提に試聴、終了後、挙手してもらいました。E-650が約70万、C-2450とA-47の組み合わせが約140万、C-3850とA-250が約430万円ほどです。試聴者は8名。結果、E-650が3名、C-2450が5名、C-3850がベースマン店主のみ、という結果でした。店主の今後(お店かな?)の決断(A-250導入という意味です)に期待が高まります。
趣味として、アンプに150万ほど浪費しても、いたし方ない、もしくは費用をかけたいという事でしょうか。CDプレイヤー60万、スピーカーに100万として、計310万円。うーん、車一台分。この辺が、一般の人たちの限界といったところでしょうか。おっ、E-650にして、CDプレイヤーを430にすれば、200万ほど・・・。夢想すると楽しい!?。
追伸、なお、年が明け、2018年の二月。じっくりと店主が聴いたところ「高域に少々、難点があるような気がしました・・」との事です。
追伸 2018年、3月某日、ネットワーク・オーディオとしてDAC-50をE-650に装着、パソコンにダウンロードした音源で再生。スピーカー、プリメインアンプ、パソコンの三機種による再生。音質は落ちますが、これからのオーディオ、この3つのシンプル構成が、「モア・ベターな選択かも」と感じました。なお、2018年9月、パワー・アンプA-250が導入されました。
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