オーディオ・ベースマン見たり聴いたり ハーベス モニター30・・音の繋がりが良いスピーカー

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり ハーベス モニター30・・音の繋がりが良いスピーカー
ハーベス。
ハーベス モニター30(Harbeth Monitor 30)。約10年ほどまえのモデルです。現行の30.1のツィーターが金属なのに対し、紙だったかな?。その辺に音質の違いがあります。

「現行のハーベスのスピーカーは、ツィーターが金属製です。この時代は金属ではありませんが、音の繋がりはいいと思いますよ」

中間帯域を中心に、というより「この帯域を如何に魅力的に聴かせるか」というのがハーベスの持ち味。ナチュラルな音質で、中低域から中高域までなめらかでストレスを感じさせない。この帯域は、解像度が良好なせいかコントラストは高く、音の鮮度、瞬発力も良く、軽快、躍動感を感じる。高域は、最高域まで表現されきっていないが、柔らかく繊細で伸びのある音質。この辺に音の繋がりが良い」という店主の感想が現れているのかも。ただ、低域表現は音の立ち上がりが遅い、解像度が弱いといった欠点もある。

ブックシェルフ型のチョイ古めのスタイルのモニター30。高解像、広帯域、高SN比のスピーカーではない。音の輪郭を鮮烈に際立たせ、色々な楽器の音を強制的に聴かせるスピーカーは、「ちょっと苦手」。これから、オーディオに取り組み、音楽をゆったりと楽しみたいという方にお勧め。

2018年 9月 追加 価格は25万円(ペア)。

2019年 1月 追加 売れました。