オーディオ・ベースマン見たり聴いたり お客様ご自宅試聴編・・ログハウスのご自宅 その①。
- 2024.05.07
- 私の音
「部屋の空気が違う」。入室した瞬間から人口的な匂い、雰囲気を感じない自然さ。隙間に充填剤を使用しない丸太組構法(注)で組まれたログハウス。木漏れ日の差し込む森林。静謐のオーディオルーム。プリアンプも兼ね備えたDEVIALET (デビアレ)のモノアンプ二台。スピーカー(SP)にそれぞれ一台接続。SPは、B&W800D。音源はCDのリッピング。アイ・オー・データ社のフィダータ(fidata)のNAS(ナス)、転送(通信)はバッファローを使用。音質評価はベースマンの音を③として。評価は、僕の聴いた印象。
帯域の広さ・②、解像力・③、音の背景の静けさ・①、高域表現(伸びすぎず、詰まらず)・②、中間表現(膨らまず、こもらず、痩せず)・②、低域表現(締まり)・①、コントラスト・①、制動力(歪みがない感じ)・①、透明感・①、繊細性・③(高域、中域で)、質感・密度・④、音の輪郭・柔らかい。音の出足、遅い。音の鮮度・上(極=ベースマン、特、上、並の評価で)、デザイン・⑤、音楽の感銘度・③。特長、高域の柔らかさ、繊細さ。弦楽器の音色が現物に近い。音の厚み、広がりの良さ。色々な機器がなくスッキリした機器の配置。難点、`ゴリッ´としたコントラストが弱い。ちょっとピンボケ。力強さも無い感じ。適性、弦楽器。寸評、三世代ほど前の機器が中心。どうしても、鮮烈な音、新鮮な音は出てこない。一方で、試聴した部屋は、余計な音の反射というものが聴こえず、自然な音の広がり、音色が得られる。
「私の欲しい音(の表現)は、リアリティーです。そこで(私の面前で)演奏している感じ(が欲しい)。オーディオ的性能には興味がありません。今(現代)のオーディオ機器(大方の機器)は低音も高音も出ているでしょうからね」とお客様。解像度の良さ、音の背景の静けさ、広大な音場表現、林立する音像といったオーディオ的要素は追求されないご様子。今回、ベースマン店主は、この方にアキュフェーズの製品を提案。どのような結果になるのでしょうか?。
(注)丸太組構法 ネットで調べると「丸太を横に積み上げて造っていく構法。丸太が直角に交わる部分にはノッチという刻みを入れて、上下の丸太がよくフィットするように実(さね)加工が施されています。丸太を交互に積んでいくというシンプルな構法でありながら、積み上げられた丸太が柱と壁の役目を担うという合理的な建物」との事。
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