オーディオ・ベースマン見たり聴いたり 自宅音楽部屋・改造編 その⑤・・ちょっと、客観的過ぎるかな?…。

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり 自宅音楽部屋・改造編 その⑤・・ちょっと、客観的過ぎるかな?…。

パワーアンプは、「床に直置き」が音質的に有利。自宅の音楽部屋でも実感。床の強化が終った後、自作のオーディオボードの上にアキュフェーズ・パワー・アンプ・A-75を置いていた。バランスケーブルも装着、音質がさらに安定。そろそろ「直置き」を試す頃合いだと思い、ボードを外した。結果、ベースマンの音、すなわち「ハッキリ、スッキリ、クッキリ」した音に近づいた。が、「ちょっと好みではないかなぁ」というのが本音。評価は、パワーアンプをボードに載せた状態を③として。 オーディオ・ベースマン。今月の25日(土)から来月の12日(日)までB&W804D4、同805D4の試聴ができます。805は新旧の比較試聴が可能です。

福田正光さんの自作ボード「イエロー・マジックボード」をアンプの下に敷いていた。

帯域の広さ③、解像力⑤、SN比④、高域表現(伸びすぎず、詰まらず)⑤、中間表現(膨らまず、こもらず)④、低域表現(締まり)④、コントラスト④、制動力(歪みがない感じ)④、透明感⑤、繊細性⑤、質感・密度⑤、音の輪郭 中庸からシャープに変化。音の出足、変化なし、音の鮮度 特(生き生きとしてきた)、デザイン④(足回りがすっきりした)、特長、音の始りと終わりがハッキリとした印象。単純にいえば、高コントラスト。難点解像力の向上は、聴こえる音の種類が増え、やかましい印象をもたらす。向上した透明感は、無機質で硬質的な音に聴こえる。適性、全て。寸評、オーディオ的な音質は、良いことづくめ。音の背景の透明感、静寂感。明るく滲みのない高域表現。中間帯域の明確な分離。引き締まり、弾力性のある低域。低域から高域にかけての音の繋がりが良くなった。以前の音質は柔らかいが、粗く、良い意味で大雑把な感じがしていた。

音の表現として次の二つの表現とするといいかもしれない。硬い=硬質感=冷たい=忠実=写実的=高精度=(音の輪郭が)シャープなどが「正確で客観的な音」。柔らかい=柔軟(ゆるい)=暖かい=芸術的=曖昧(あいまい)=(音の輪郭が)淡いなどが「不正確で主観的な音」。部屋の音は、「正確で客観的な音」に近くなったが、客観的すぎる=冷たい感じがする…今のところ。

右隣の六畳の部屋から撮影。なぜか、ここから聴く音の方が、実演の音に近い。