オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アッコルドとB&W805D3 比較試聴 その①・・これが、名器の音だ!

フランコ・セルブリン アッコルド Accrodo。B&W805D3との比較試聴。805D3は適当に置いただけ。アッコルドは、音質的にかなり追い込んだ位置。スパイクと床との間に金属インシュレーターを挟む。床直よりタオックのボードに乗せるとより有利かな?

オーディオ的性能として高解像度、広帯域、優れた高域性能、高SN比。制動の利いた低歪みの低域等々といった要素では、805D3の方が高性能・・と思うのですが、店主、細川茂雄は熱く語る。

「(音の)チューニングを(805D3より)上の次元でしている。例えば、コントラバスを購入しようと楽器店に行きました。100万の楽器を弾いた。音は良く出るしいい。しかし、200万、300万と値段を上げて試し弾きをしていきます。金額が上がる度に良くなっていく。800万のコントラバスを弾いた時、ああっ!。これが名器というものの音なんだ!。そんなイメージですよ。(このスピーカーだと)おれの聴きたい所が出てくる!!。確かに、(帯域が狭いため)音は詰まった感じ、スピードを(意図的に)上げている。(フランコが、スピーカーの音を)調律し調教している。しかし、名器の現実感があります・・

・・名器の音を判らない僕には「剛直に色濃く、高音量、ハイ・スピードで勝負!」ツィーターからブッと飛んで来る高音が太くあまりにも刺激的、試聴を終えて帰宅する際、耳の中が痛くなりました。まるで、ベイシーでのジャズライブの後のような体験。B&W805D3のセッティングが整ったところでまた、比較します。

なお、雑誌等々で紹介されている音質とはかけ離れた音質という事は確実です。やはり、この文章を読んで「疑問」を持たれる方は、ベースマンでの試聴をお勧めします。