オーディオ・ベースマン 見たり聴いたり 音や 電源コンディショナー・Magic Box
- 2016.10.14
- オーディオ
電源コンディショナー(クリーン電源とは称してない)のMagic Box。65.000円(税込み)。製造は㈱光城精工。
一部のショップで評判になっていたが、ベースマンでは、イマイチその性能を測ることは出来なかった。そのため、店主が、常連客の八重樫さんに自宅で機器を使用、評価してもらいました。
「これは、いい!。付帯音が減る。アキュフェーズのクリーン電源、PS-520(40万ほど)は高いので買うのに躊躇するけど、これなら少なくとも自宅では効果がある。おそらく、アキュフェーズの方がいいに決まっているけど。これで十分」。購入しました。
「そういうことで、藤井さんも自宅で聴いてみて・・」と勧められ、自宅で試聴。
MagicBoxの謳い文句は、①躍動感が歴然と変化する ②空間表現が一段と広がる ③エネルギー感が一層高まります ④より一層生々しい再生音になります等。
自宅に帰り、ふと思い出した。オーディオ評論家・福田雅光さんの記事を。
旬の音本舗・「福田屋①」の148ページの福田屋セレクション。KOJO TECHNOLOGYのクリーン電源、「FAIRY MKⅡ」の記事中、「一番効果を発揮するのはCDプレイヤーのみに専用に使うことである」その方向で、接続、聴いてみた。パワーアンプのみ、全部接続も試した。やはり、CDのみが一番いい。
音楽の背景は静かになり、歪みが少なくなる(付帯音が減ると同じ表現か)。音の輪郭が明確になるため、音場は引き締まり、録音現場の空間が感じられる。全域に渡り、混濁、くもりといったものが減少。中高域は、響きが繊細に冴え、魅力的だ。低域は陰影表現が増すが、力強さといった量感がもっと出てほしい気もする。よくCDに「おことわり。録音年代相応のノイズ等がございます。ご了承ください」とあるがそのノイズがよく聴こえたのが印象に残る。
購入決定!!。
機器の繋ぎ方には、福田雅光さんの2系統分離を採用している。壁コンセント(フルテック FPX)にオヤイデの電源タップ(OCB-1SX)をつなぎ、パワーアンプ用に。壁コンセントに繋いだMagicBoxにオヤイデの電源タップ(同V2)をつなぎ、プリアンプ、CDプレイヤーを繋いでいる。
ベースマンではパワーアンプのみに使用するのが、今のところベストである様子。購入時、電源ケーブルが必要なことをお忘れなく・・。
2018年 7月。最近、気がついたのだが、アキュフェーズ製品に接続すると、高域の帯域で濁る、荒れる、音の輪郭が崩れるといった副作用が感じられることがある。
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