オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ DF-65 その②・・考えようではお手軽な製品。

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ DF-65 その②・・考えようではお手軽な製品。

「このDF-65の最大の特長は、ホーン型の場合ですが…、高域と低域の距離、位置を自動的に補正してくれることです」と店主。僕、デジタル技術、よく理解できない。高校時代、理系の科目、試験は、常に、赤点か赤点スレスレ。従って、書いてある内容にかなり怪しいものがあるという前提で読んで下さい。

増幅技術。その技術は、音響製品向けだけのものなのだろうか?。

DF-65は、ディバイダー・ユニットが4つある。そのチャンネルを、 左右のスピーカー(SP)に2チャンネルづつ振り分けた。アイチャッチ画像に写っているように 右SPの高域(ホーン)に1チャンネル、低域(ウーハー)に1チャンネル繋ぎました。「並列に繋ぎました。贅沢な使い方です」と店主。左のSPも同様に繋いである。「自動的に補正をしているのですが、補正せずに音を出すと、ウーハーの音が奥から出ているように聴こえ、ホーンから出る音が前に聴こえてしまう(そのため、再生される音楽に違和感を感じる)。(高域、低域の音が出るポイント、位置を同じにする)この点が(アルテックA7にDF-65を接続した時の)一番のメリットです」。確か、取扱説明書にも2ウェイ(一個の箱に2個のユニットが組み込まれている)のホーン型のみに使える機能という記述があったような気が…。

なぜ、音の位置が違って聴こえるのかの理由、クロスオーバー周波数やスロープの設定などという、僕にとっては、理解しにくい要素がDF-65にはある。また、雑誌などに使いこなし方や、如何に使っているかが書いてあるが、これまた、僕にはチンプンカンプン。ただ一つ、言えることは、「アルテックに繋いで出てきた音楽が、自分にとって非常に好ましいもの」ということに尽きる。アルテックは、現状のままの音でも十分に魅力がある。90万を投資すれば、更に次元が高まる音の世界に到達できるのは、間違いない。細かな設定は、店主に実施してもらい、自分の好みの音を指示するだけ。自分で使いこなせなくても十分だ。あっ!。考えてみれば、最新の技術(デジタル技術、AI)というものは、そんなものかもしれない。使うだけだ。