オーディオ・ベースマン見たり聴いたり オルトフォン・SPU・シナジー・・質より量で…、天晴です。

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり オルトフォン・SPU・シナジー・・質より量で…、天晴です。

オルトフォンのSPU シナジー(Synergy)。中古品。価格はお問合せのほど。ちなみに新品は28万円ほど。オーディオテクニカ・AT-ART9との比較試聴。評価はART9を③として。8月11日(金)から20日(日)までの10日間、アキュフェーズ・C-2300を中心としたアキュフェーズ製品群がベースマンにて聴けます。同社の100万超のプリメインアンプ・E-800、E-5000とC-2300を使用したセパレートアンプとの比較試聴がメインテーマ。試聴予約、お問い合わせはベースマン・細川まででお願いします。

美しい組み合わせだ。CDプレイヤーには表現できないアナログの機能美。アーム、店主によると日本製かもしれないとの事。

帯域の広さ③、解像力③、音の背景の静けさ③、高域表現(伸びすぎず、詰まらず)①、中間表現(膨らまず、こもらず)②、低域表現(締まり)③、コントラスト④、制動力(歪みがない感じ)③、透明感④、繊細性②、質感・密度⑤(低域で)、音の輪郭 濃く太い。音の出足、早い。特に低域。音の鮮度 特(極、特、上-ART9、並の評価で)、デザイン⑤(独特で不変)。音楽の感銘度 ④、特長、音の量感で勝負のカートリッジ。「クッキリ」とした音の濃さ。時に「オッ」と瞠目(どうもく)してしまう(耳を疑うような?)音の瞬発力明るい音調。高域を頂点として中域、低域と末広がりの帯域を演出。難点、最高域が削られ詰まったような高域、音がこもり薄く感じる中間表現。弱い音、小さい音の繊細でか弱い多角的な側面、表情が聴こえない。例えば、ジャズのシンバルの音。適正、音質に力感、量があるので会場狭しとダイナミックに音のパノラマを展開する大オーケストラにとどめを刺す。寸評、質より量を重視。オルトフォンのSPU・シナジーの紹介に『シリーズ最高の出力電圧0.5mVを誇るハイパワーなSPUです。カートリッジの出力電圧が高いということは、単に音量がというだけでなくサウンドの力感も増すことを意味します。そのため、Synergyの音色はSPUシリーズ随一のエネルギッシュさを誇ります。力感を必要とする金管楽器や大編成のオーケストラ、ビックバンドなどに対しては、最もパワフルなサウンドを特徴とする』とあるがその通りだと思う。ここまでその特徴のみに割り切って作ってあれば文句のつけようがない。天晴(アッパレ)の一言。

店主評。「(音に)色、艶がある。音の隙間が無くなる。(つまり)音が濃い。コクがあり気品がある」。一方、「テクニカ(ART9)が音の隙間が多いため、ナチュナルに聴こえる。(シナジーは)テクニカとは正反対の音だと思います」と付け加える。もっと付け加えると「テクニカは、色、艶がなく素っ気なく聴こえます」と以前から言っている。「私は、濃いシナジー(の音)を取ります」と店主。「ああ、そうですか…。僕はテクニカがいいです」。

8月試聴できるアキュフェーズ製品のラインナップ。プリアンプがC2900、C-2300。パワーアンプがA-48。プリアンプがE-800とE-5000。あとは、ベースマンに常時あるプリアンプ・C-3900とパワーアンプA-75となっております。