オーディオ・ベースマン見たり聴いたり ペルソナB その④・・無色透明な世界。
- 2025.02.20
- オーディオ

パラダイム(Paradigm)のペルソナ(Persona)B。アキュフェーズのプリアンプ・C-3900と同パワーアンプ・A-80を繋いで聴くのは初めてだった。ペルソナを取り上げるのは4回目。過去の記事の印象とは違って聴こえた。音質の評価は、B&W802D3 Prestigeを③として。
帯域の広さ・②。解像力・②。音の背景の静けさ・③。高域表現(伸びすぎず、詰まらず)・②。中間表現(膨らまず、こもらず、痩せず)・②。低域表現(締まり)・②。コントラスト・②。制動力(歪みがない感じ)・②。透明感・③。繊細性・②。質感・密度・②。音の輪郭・細い感じだがキリリとしている。音の出足、遅いというより迫力がない。音の鮮度・上(極=B&W、特 上 並)。デザイン・③。音楽の感銘度・②。特長、「ハッキリ、スッキリ」と明快、明瞭。キレがある音質。高解像力。難点、力感がない。特に低域。中間帯域のふくよかな表現はどこかに行ってしまった。帯域全体に金属感あり。適性、ジャズ。寸評、外連味(けれんみ)のない(注)音質。それが良いのか悪いのか?。オーディオ的性能は十分だと思うが…。
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店主評。「媚びない音。(音の輪郭を形作るとき)ツィーターでアクセントを置かない(つけない)。(再生できる)帯域内全てを均等に統一した音で鳴らしている。モノトーン(単調、単色)、脚色の無い音。(言い換えれば)ベリリウムの板の音。チャーミング(な要素を再現しているの)ではない。(ですから)『スタジオ録音のジャズ』が合うと思います」
(注)ヤフー知恵袋によると「外連味(ケレンみ)がない」とは、「俗受けをねらったいやらしさがない。はったりがない。ごまかしがない。」ということです。
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