オーディオ・ベースマン見たり聴いたり 4月、6月の試聴会のお知らせ・・両社の製品開発姿勢も楽しめます。
- 2025.02.24
- オーディオ

製品試聴会。4月は(株)トライオード社、19日(土)~20日(日)の二日間を、6月はアキュフェーズ(株)、7日(土)~8日(日)の同じく二日間を予定しております。開催時間、紹介機種など具体的な事はまだ決まっておりません。
トライオード社のプレゼンター、製品紹介者は、同社社長の山﨑順一氏の予定です。アキュフェーズの製品紹介者は、未定です。山﨑社長は、新しい店では初めての試聴会開催となります。おそらく、トライオード真空管パワーアンプ・TRZ–P300W(66万円ほど)、同プリメインアンプ・TRS-34(19万円ほど)を中心とした試聴会になるかと思います。アキュフェーズは、AB級プリメインアンプの新製品・E-3000、A級プリメインアンプ・E-800Sを中心とした製品説明会になろうかと思います。トライオード社は、20万円を切るプリメインアンプも発売しています。かたや、アキュフェーズ社は、プリメインアンプの最低価格が50万円ほど。音楽を聴くのにアンプが20万円とはオーディオ機器に興味ない普通の方からすればオーディオ機器に20万を費やすのは低価格とは思えないでしょう…というような考えは横に置いて試聴会に臨みましょう。トライオード社は、トランジスタに比べ絶対的電気的性能の劣る真空管を使ったアンプ、製品を発売。その制約の中、音質を向上させ、その可能性を広げ、音質に不満を持たせることなく、または維持しつつ価格を抑えた製品を世に問うメーカー。一方のアキュフェーズ社は、製品の開発、製造、販売に掛かる費用に妥協することなく(コストダウンは図っているだろうが)価格を決め製品を造り込み、市場に投入するメーカー。「真空管VSトランジスタ」の音質の違いだけではなく会社としての経営姿勢も垣間見える試聴会となります。
二つの会社の製品を聴き比べてどの様な印象が沸き起こるのか?。楽しみにして試聴会に参加しましょう。楽しめると思います。
ウィキペディアから引用させていただくと「真空管(しんくうかん、米: vacuum tube、英: radio valve)とは、内部を高度な真空とし、電極を封入した中空の管(管球)のことである[1]。陰極から陽極に流れる電子流を制御することによって増幅、検波、整流、発振などを行うことができる[2]」。また、「トランジスタ(英: transistor)とは、電子回路において、信号を増幅またはスイッチングすることができる半導体素子である。1940年代末に実用化されると、真空管に代わってエレクトロニクスの主役となった」とある。
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