オーディオ・ベースマン見たり聴いたり ターンテーブルシート比較試聴 その③・・オヤイデ・BR-12。

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり ターンテーブルシート比較試聴 その③・・オヤイデ・BR-12。

オヤイデ電気・BR-12。タングステンが入ったブチルゴム素材のターンテーブルシート。同社によると「金と同等の高比重(比重19)を有し、鉛に代わる防振素材として知られるタングステンをブチルゴムに配合。ゴム系マテリアルの中でも優れた低反発性、振動吸収性を有するブチルゴムと、タングステンとの複合作用によって、ターンテーブルに生ずる不要振動を吸収。クリアーで濁りの無い再生音を実現します」との事。評価は、アコースティック・ソリッド・マシーン・スモール(旧型)に付属する本革スエード(緋色)を③として。

ターンテーブルの上にアクリルシートを置いてこの本革スエード(緋色)を置くようになってるが、アクリルシート無しが音質的に有利。

帯域の広さ・②。解像力・②。音の背景の静けさ・②。高域表現(伸びすぎず、詰まらず)・②。中間表現(膨らまず、こもらず、痩せず)・③。低域表現(締まり)・③。コントラスト・②。制動力(歪みがない感じ)・②。透明感・②。繊細性・②。質感・密度・②。音の輪郭・もやもやしていた。音の出足、遅い。音の鮮度・並(極、特、上=本革スエード、並)。デザイン・②(安っぽく見える)。音楽の感銘度・②。特長柔らかく、厚みのある中域表現。ソリッドのターンテーブルの金属の響きを完全にカット。難点、音が曇り、音が薄くなり、力強さが出ない。適性、中域の厚みと柔らかさからボーカル物。寸評、持つと重い。秤で重量を測ったら371g。ベースマンからパイオニアP3を購入した際に付属していた。自宅でも聴くとサエク、ガラスのシートよりずっと実演に近い音だった。後述するフォックのシートを購入するまで使っていた。ベースマンで聴いたら自宅との音の違いにビックリ。ソリッドの金属ターンテーブルの響きを制振しすぎ、音の鮮度、躍動感をスポイルしている。