オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズのSACD・・この音質ならネットワークプレイヤー発売へ視界良好!。

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズのSACD・・この音質ならネットワークプレイヤー発売へ視界良好!。

Accuphase Special Sound Selection 8 for Superior Equipment。アキュフェーズ社が好演奏と高音質を兼ね備えた作品を集め無償で提供するSACD。その第8集。「藤井さん。今回のCDは、これまでで一番いいですよ。聴いてみて下さい」と店主から頂いた。その言葉通り。

プリアンプ・marantz console。中古品。50万円。

デジタル録音だが、アナログ録音に近い、柔らかさ、滑らかさがある。以前書いた、「アナログ録音 VS デジタル録音」の記事で触れたが、「1mの波形、`~´これね。アナログは一本の曲線として連続的につながり変化する滑らかな1mの波形として表すが、デジタルは、波形を段階的に一部切り取り数値、記号化するため、大まかに言って点をつなげた角ばったギザギザの波形の線´となる」。このギザギザが、CD再生時、音質に現れる。音の滑らかさに欠け気にかかる。しかし、第8集を再生してもそれは全く感じられない。そして、S/N比の良さ。2025 東京インターナショナルオーディオショウでアキュフェーズ・大貫 昭則常務取締役が語ったところの数字では表せない、計測できない「S/N感」。大貫常務はそれを「静から動へ移る、その落差」と説明。このSACDでは、音が出る前(静)から音が出た瞬間(動)の差がハッキリ。混濁なく、曇りなく、大貫常務が言わんとする「S/N感」を具体化。結果、音が立つ。加えて、柔らかく、滑らか、繊細、一方では、歪み無い剛直な音像、奥行きがあり上下左右に展開する音場。第一曲目、リムスキー・コルサコフの組《雪姫》の冒頭からただならぬ物を感じる、聴くことが出来る。全トラックが素晴らしい!。音量を上げて聴きたい。特に、トラック4の木質感漂うヴァイオリン曲。トラック10のリズミカルなベースとキュートなボーカル。

オーディオショウに先駆けてアキュフェーズで行われた同社を取り扱う販売店の代表者を招いての懇親会。席上、「アキュフェーズは、ネットワークプレイヤーを発売する予定です」と宣言。時期はまだ未定。店主、同席した技術の方に「価格は、リーズナブル(価格が手ごろ・妥当)なものになりますか?。それともハイエンドな高価なものになりますか?」と訊ねた。「リーズナブルな金額です」との事。

このSACDに見られる(聴くことができる)ほどのデジタル技術を持つアキュフェーズ。海外では「デジタル・アキュフェーズ」の異名があるという。満を持して(自信を持って?)発売されるネットワークプレイヤーの音質に期待が持てる、というより期待します!。

金額。僕のブログで常に月間のベスト10に入ることの多い同社の「プリメインアンプE-4000」。その金額が70万円ほど。アクセスが多いという事は、購入金額としては70万ほどが一般の人が頑張った金額かと思う。50~70万程度の金額を予想してます。

中古パワーアンプ・marantz Model 9。ペア、65万円。
アポジー(Apogee)のオールリボン型スピーカー。中古品。価格未定。