オーディオ・ベースマン見たり聴いたり MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)・・スピーカーの低域特性が良くわかる。
- 2019.04.11
- CD レコード
ハイエンドならではの表現を味わえるレコード。高域でなく低域再生ですけど。
B&W800D 20Hz、ブロッドマンVC1 35Hz、タンノイ・オートグラフ 40Hz。各数字の以下の周波数は再生できない。
美しい高域、音楽の背景の静けさ(高SN比)、福田さんの解説の通り。ビューティフル!。
ベースマン。オートグラフで試聴した後、800Dにチェンジ。「高域が硬い」と思いつつ2、3分聴いていると、店主が一言「あれっ、藤井さん。わかりますか?。ピアノ、ベースの低音の下に(低)音が聴こえますよ」。「えっ?」と僕。店主、おもむろに立ち上がり、「もう一度、初めから、かけますね」。本当だ。「ドン」とか「トーン」とかいう低い音が聴こえる。オートグラフでは聴こえない低音。「何だろう?」。
店主が解説する。「おそらく、ピアノのジョン・ルイスか、ビブラフォンのミルト・ジャクソンが演奏の際に、床を踏んでいる音だと思います。ズテージの上での録音かな?。(靴が床を踏む)その音が、そのまま録音されているのだと思いますよ」
「オートグラフは、(低音)40Hzまで(の再生能力)なので、聴こえず、B&W800Dは、20Hzまで再生されるので、800でもってして初めて聴こえる音ですよ」。「なるほど」。
帰宅し、周波数特性、低域が35HzのブロッドマンVC1で聴いたが、聴こえなかった。アンプ等の性能の関係も絡むが、「ハイエンドでなければ出ない音がある」と感じた出来事。噂に聞く(僕自身、ハッキリ聴こえない)「ワルツ・フォー・デビィ」の「地下鉄の音」よりクッキリ聴こえる。
タンノイとB&W、どちらがお好みの音か?。ベースマンでお楽しみを。
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