オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ・プリメインアンプ・C-3000・・聴け!。AB級の爽快さ、明朗さを。
- 2025.12.17
- オーディオ
アキュフェーズ・INTEGRATED STEREO AMPLIFIER E-3000。価格49.5万円ほど。評価は、同・AB級アンプ・E-5000を③として。
帯域の広さ・①。解像力・②。音の背景の静けさ・③。高域表現(伸びすぎず、詰まらず)・②。中間表現(膨らまず、こもらず、痩せず)・④。低域表現(締まり)・②。制動力(歪みがない感じ)・②。コントラスト・②。透明感・②。繊細性・①。質感・密度・②。音の輪郭・5000に比べ、ちょっと淡い。音の出足、変わらない。音の鮮度・特(極=5000、特、上、並)。デザイン・ー①(スイッチ類が煩雑に見える外観を損なう。隠して欲しい)。音楽の感銘度・③。特長、最高域、最低域表現に拘らず、中間帯域を中心として手堅く(まと)めている。AB級アンプらしい脚色のない、外連味のない音質。難点、5000に比べ、音場表現が地味になり、音像表現が小ぶりになる。音の迫力、伸びが落ちる。適性、全ての音楽。意外に良いのが弦楽五重奏曲。寸評、5000の音の背景のクリアさ、鮮烈な音の伸びやかさ、力技には敵わない。それでも、自然に素直に音が伸びる感じがいい。ハイエンドモデルの`重箱の隅を楊枝でほじくる´ような解像度がない分、聴いていて神経質になることなく音楽を楽しめる、いやらしさがない。モーツァルトの「ディヴェルティメント ニ長調 k136(125a)」を再生。コントラバス、チェロのオクターブ・ユニゾンの「ザクザク感」がノリ良く聴こえた。E-5000の音楽の透明感、A級アンプ・E-700の楽器の質感、3000にそれらの要素は無いが、3000の方がモーツァルトの音楽が軽快に明朗に爽快に躍動する。
店主評。「フラットでワイドレンジ、駆動力を求めるなら5000。3000は、中音から下に厚みがある。くもり、歪みもない。(聴いていると)3000でいいじゃん!」といいつつも「5000の表現は別世界。これは(比較して)聴いてのお楽しみです。セパレーション、(音楽)空間の広がり。360度に(音が)展開される。スピーカーケーブルの配線を間違えたかと思いました。そこが、(製品の)コスト(値段)が違う(ということ)」と言葉を繋げる。A級アンプのE-700の音質も含め「楽器の質感は、700。でも、腰が弱くなる。オーディオ的快感、(すなわち)力強さ、リズムとノリならE-5000」と締めくくった。
3000を評価しながら、5000や700に話が及んでしまう店主。困ったものだ。皆さんも楽しんで聴いてください。
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