オーディオ・ベースマン見たり聴いたり ラックスマン L-505uX Ⅱ・・「フワリ」と浮遊感のある音
- 2018.02.26
- オーディオ
「ラックストーン」というものがあるらしいが、それがどのような音なのか分からない。2013年の東京で開催されたオーディオ・ショウ、ラックスマンのブースで聴いた時の印象は、高域がよく伸び、明るく、煌びやかだった。
中高域の解像力、SN比が高く、この帯域を明るく、曇らず、伸びやか、コントラスト高く表現。音の立ち上がりが軽い。一方で、中低域はエネルギー密度が低く、量感、力感、奥行きに欠ける。そのためか、全体的に陰影感が薄く、再現空間が希薄な印象を受ける。克明な輪郭の音を構築するより、「フワリ」と浮遊感のある表現に特色がある。
「音を造り込んでいる感じはします・・・」と店主。
3月17(土)、18(日)に行われるソナス・ファベール、「アマティ」の試聴会。どのような音色が体験できるのでしょうか?。芸術調の「カンタービレ(歌うように)」なのか、写実基調の「リアリズム(原音忠実再生)」なのか、大いに興味があります。ただ、B&W800Dと同じような音色でしたらガッカリかな?。まあ、それはないでしょうけど。
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