オーディオ・ベースマン見たり聴いたり ウエストミンスター・ロイヤル・・個人で貸し切れます。
- 2022.08.12
- オーディオ
あらえびす記念館のウエストミンスター・ロイヤル。ロイヤルの音質は、やはり、期待を裏切らない「もっさり」したものだった。音に、今、まさに、演奏が行われているという新鮮さがない、聴こえてこない。一方で、ホールの音質。これは、ベリーグッド、エクセレント、ビューティーフル。やや、響きを抑え、歪みなく、くすみなく、曇りなく「ハッキリ、クッキリ、スッキリ」とした音質。バッハの「ゴルトベルグ変奏曲」の「アリア・第1変奏」を‘グレン・グールド’演奏でレコードで聴く。その前に、佐藤智一さんが、実演してくださいました。僕、催し物の開始前、30メートルほど離れた受付で、佐藤さんが、練習でピアノを弾ていた曲、ドビッシーかラベルの曲がホールから漏れるのを聴いて、「音がいい。このホールは音がいい」と思った。佐藤さんの後の、グールドの演奏を再生。「ピアノの音がするか?」という面では、やはり、ウエストミンスター・ロイヤル、及ばない、かけ離れている。評価は、ベースマンでのB&W802D3 prestigeを➂として。
帯域の広さ➁、解像力➁、SN比➁、高域表現(伸びすぎず、詰まらず)②、中間表現(膨らまず、こもらず)①、低域表現(締まり)②、コントラスト➁、制動力(歪みがない感じ)⑤、透明感②、繊細性➁、音の輪郭 、丁度いい(楽器と等身大、同じ)、音の出足 やや落ちる、音の鮮度 上、質感・密度⑤(質感で)、デザイン⑤(威風堂々としていい)、特長、筐体(きょうたい)、側、エンクロージャーね、それが大きい分、楽器の音量が出る。楽器の響きが歪まない。難点、大きさ(一般家庭は設置はムリ)。声は、膨らむ。適性、音場の広がり良く、大編成オーケストラ。寸評、良いのは、「出てくる音の量」。ピアノ、コントラバスなどの音量は、実物に近い。筐体の容積がもたらす量とスピーカー(SP)から上下左右、奥手前と縦横無尽に展開される音場感はバツグン。ロイヤルに比べB&W802D3だと筐体に音が詰まってる感じがするし、音が締まり過ぎの感もある。そして、ロイヤル、かなり観念的、主観的だが、音の出方が様々な楽器と同じ感じがする。この文章を読んで、矛盾している事を書いていますが、勘違いしないでください。ロイヤルの音質は、「ハッキリ、クッキリ、スッキリ」とはしていない。
あらえびすホール。プライベート利用、個人で利用が出来る。最大8時間まで。その意味でも、17日(水)に行われるアキュフェーズ製品による「音質」には期待したい。
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