オーディオ・ベースマン見たり聴いたり オルトフォン コンコルド・・音速のジェット旅客機を連想するけど・・

オルトフォン コンコルド センチュリー The Concorde Century。76.000円ほど。同社、設立100周年記念モデル。世界限定1000個。

オーディオテクニカ AT ART-9との試聴比較。コンコルドはMM型。ART-9はMC型で値段も倍。比較するのはちょっと可哀そうですが。ちなみに、MM型は「SHURE V15 TypeⅢ」しか聴いたことがありません。試聴は、リンダ・ロンシュタットの「ホワッツ・ニュー」で。

オーディオ的性能、解像度、広帯域、高域性能といった面では、落ちます。陰影表現や音のコントラスト(ハッキリ、クッキリ)といった音の彫琢(彫りの深さ)、奥行きとも弱く、谷間なく強弱のない平坦で均等な音の印象です。ただ、SN比(音楽の背景)は良好。再生される音楽は、「SHURE」は躍動的でしたが「コンコルド」は静的。デザインは動的ですが・・。

「(中間帯域)ボーカル帯域の密度の深さ、なまめかしさは出ている」と店主

LINN(リン)のLP12に装着、試聴できると思います。

「コンコルド」。どうしても、パリ~ニューヨーク間を音速で商業飛行したジェット旅客機を思い出します。再び、商業運転が再開されることを願うのは僕だけでしょうか?。再開されても乗ることはないでしょうけど・・。