オーディオ・ベースマン見たり聴いたり ビートルズ・「アビイ・ロード」・・B&W800Dで音量を上げて聴きたい。

ビートルズ・「アビイ・ロード」。右が、1969年発売のオリジナル(取得価格、20万ほど)。右が22019年発売の発売50周年記念モデル(!?)。といっても、違いは、レコード盤の印刷でしか判断できませんが。ちなみに、ジャケットの表は、右側だったのですね。長年、横断歩道を歩くメンバーの写真が表だとおもってましたが(注)。

試聴は、プリアンプがアキュフェーズ・C-3850、パワーアンプが同A-70、フォノイコライザが、同C-37、レコード・プレイヤーが、アコースティック・ソリッド・マシーン・スモール、カートリッジは、オルトフォン・MC-Q30。ヘッドシェルがマイソニックのSH-1Rh。スピーカーは、B&W800D。店主・細川、細心・会心の設置場所。

C-3850のボリュームを10時10分ほどの位置で試聴。

このレコードを持ち込んだ方が仰る。「このぐらいの音量で聴かないと、リ・マスターとオリジナルの音の違いがわからない。自宅では出せない音量だ。自宅で聴くと(本人は、SPはハーベス使用)、(音量を出せないので)違いが良く解らない」。続けて、「リ・マスターは、ベース、ドラムが前に出てくるが、マッカートニーの声がひっこんでしまう。やっぱり、オリジナル盤ですよ」。

オリジナル盤は、ポップス、ロック特有の音の厚み、ノイジー(さわがし)さが失われない。リ・マスター盤は、まとまっているが、面白くないといった印象だ。

ビートルズのレコード・コレクションに関して訊ねてみた。「発売されたレコード、オリジナル盤で全て所有しているのですか?」「イエロー・サブマリンだけがありません。三桁万円します」。「ん!?」絶句。

そのうちに、レコード・プレイヤー・ヤマハGT-5000が展示、試聴できます。「それは、楽しみですね」と仰っていられました。

(注) 2021/12/19 追加。すいません‼。ベースマンのお客様のビートルズ・マニアの方に伺ったら、横断歩道を歩いている写真が表との事でした。僕、この時期(2019/11月)まで、裏面を見たことがありませんでした。タイトルが印刷されている面が表面との先入観から間違えてしましました。その意味でも(タイトルが裏)ビートルズは、先進的、革新的なバンドです。そして、音楽は、今、聴いても『新しい』。