オーディオ・ベースマン見たり聴いたり ソナスのアマトールⅢ・・オーディオ的高域表現を聴くSP。
- 2021.07.22
- オーディオ
ソナス・ファベールのエレクタ・アマトールⅢ。150万円ほど。クラシック音楽を聴いた時の印象で。弦楽器の音、高域を艶(つや)めき、煌(きら)びやかに、屈託の無い「笑顔」で聴かせる表現。ある意味、実演より「美しい」かも。
帯域の広さ⑤、SN比④、高域表現⑤、解像力⑤、繊細さ④、制動力③、 中間帯域③。低域の印象③、透明感③、質感・密度④、滑らかさ④。 コントラスト④、音の輪郭 太い。特長、明るい音調の高解像度基調。中高域から上の帯域に魅力。柔らかい音色というより、硬質感の無い明快さ。音を真ん中に集めず、濃く広げるオーケストレーション。曇らず、くすまず、澄み切った弦楽器の高域表現は、聴いていて気持ちが良くなる。難点、オーケストラ、管楽器の音が、少々硬い。低域の陰影感、打楽器の明確な分離欲しい。適性、クラシック音楽。現代ジャズは、まるで合わない。
寸評 クラシック再生専用スピーカー(SP)と割り切った方が、エレクタ・アマトールⅢの魅力を味わえる。オーディオ的な高域の聴こえ方は、 B&Wのダイヤモンドツィーターより、芸術的だ
試聴を終えての店主の感想。音楽(クラシックを中心に)だけを聴きたい人は、アマトールⅢを、音楽と少々のオーディオ的要素を聴きたい人は、フランコ・セルブリン・アッコルドを、オーディオ的に極めたい人は、B&W805D3を、それぞれ薦めたいとの事でした。
評価は、⑤ 最高!(だ) ④ イイ感じ ③普通 ② ちょっとな(良くはない) ① これは良くない(ダメ!)の五段階で。
追加 2021/7/24 SPの接続は、シングルの低域側接続で。高域側は、音の伸び、まとまりが不利だった。
- 前の記事
オーディオ・ベースマン見たり聴いたり ダヴォンのMojo・・ソフィスティケーテッドな音場空間。 2021.07.16
- 次の記事
オーディオ・ベースマン見たり聴いたり ソナスのミニマ・アマトールⅡ・・あれれ、意外な音質。 2021.07.23