オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ DP/DC-1000 歴史は動いた。その⑥・・‘人たらし’のD/Aコンバーター技術!!

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ DP/DC-1000 歴史は動いた。その⑥・・‘人たらし’のD/Aコンバーター技術!!

アキュフェーズ・ディジタル・プロセッサーDC-1000。 D/Aコンバーター、デジタル信号をアナログ変換する装置。お客様で、ハイレゾ音源の再生を極めたい方がいらっしゃる。その方と、DC-950との比較試聴。そのお客様は、現在DC-950を使用中。

DP-1000。瑣末な違いだが、OPEN/CLOSE、SA-CD/CDスイッチが台形に、950はかまぼこ型だった。

試聴は、お客様の持ち込んだネットワーク・オーディオ機器を接続。店主の比較印象。DC-1000は、「(音の)芯が、しっかりしていて、立体感がある。(音楽背景の)曇りの無さ。高域の騒がしい感じがなく、スッキリとしている。(950とは)別な演奏に聴こえる」。「(950は)、(音の)腰が弱い。ネットワーク・オーディオ(を繋ぐとその音)の平面的な部分が出てくる。1000だと、芯が出てくる。(その音の芯の)様が良く判る。ヴァイオリンを聴くと、ヴィブラートをかけているのが、ボーイングがはっきりする。スタッカートもしっかり聴こえる。ヴァイオリンの弾き方が変わった感じだ」。さらに続けて「(950は)低音がボワー、ボワーと(膨らんでいる)聴こえるが、1000は、(締まった)太い低音が‘スッ’と出る」と。

その音質の違いに、お客様、『 愕然(がくぜん)、 唖然(あぜん)、呆然(ぼうぜん)、慄然(りつぜん)、悄然(しょうぜん)』(注)となったのかどうかは、不明だが、衝撃を受けたのは、事実!。それを通り越し、‘気もそぞろ’の心境になったのではないのでしょうか?。

‘気もそぞろ’ にさせるのは、アキュフェーズの技術からすれば、『当然』かな?。お客様は、『毅然』たる態度を決めたかな?。

(注) 愕然、非常に驚くさま、唖然、あきれてものが言えない心理状態、呆然、(驚いて)気が抜け、ぼんやりしたさま、慄然、震え慄(おのの)くさま、悄然、元気がなくなる様子