オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ C-2900 その①・・パッション(熱がある)な奴!!。

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ C-2900 その①・・パッション(熱がある)な奴!!。

アキュフェーズ ・プリアンプ・C-2900。140万円ほど。C-3900との比較。店主曰く「音の太さとスピードが、両立している」。CDプレイヤーのスタート・ボタンを押した瞬間、比較試聴したアキュフェーズ・C-3900を突き放す音の立ち上がり、伸び。キレイな音は、出てはいないけど…。試聴は、C-2900、C-3900とも24時間以上の通電を経て試聴。ある程度、通電させないと両者とも本領を発揮しない。

梱包からの出し入れは、付属の段ボール紙に載せ、二人がかりで移動。セパレートCDプレイヤー、パワーアンプも同様。

帯域の広さ④、解像力⑤、SN比⑤、高域表現⑤、中間表現④、低域表現④、コントラスト④、制動力(歪みがない感じ)⑤、透明感③、繊細性③、音の輪郭、太い、音の出足 早い、音の鮮度 特、質感・密度④、デザイン(かわり映えしない)③。特長、前作、2850に比べ、音の分離がいい。2850は、音が真ん中に固まった。音の「太さ」に利点。C-3900が、か細く聴こえる。難点、 低域。「ローエンド(最低域までの伸び)がない」と店主。中低域から中間帯域までに少々、硬質感が(注)適性、C-3900との比較で言うと難しい。太く、膨らむ音。締まり切った繊細な音が出ないため、聴き劣りする感じが。ただし、瞬発力、伸びが勝るC-2900は、ジャズ、オーケストラで良かった。この辺は、要、比較試聴。寸評、二日間に渡って試聴したが、個人的には、使用中のC-290Vに透明感(290Vには濁りがある)とスピードを付与した太い音が出るC-2900がいい。聴きやすい。3900は、演奏の繊細さ、表情がでるが、神経質な感じがする。そこが、マイナス点、聴き難(にく)い。

試聴に居合わせた方の印象。C-3900+A75+DC/DP-1000+B&W804D3を使用している方は、「2900は、ウチで聴いている音。やはり、3900はベースマンの音」との事。ベースマンのスピーカー(SP)、B&W802D3prestigeと804D3との差がでた様子、2900と3900の音の違いをこの形で表現。マルチシステムを組む佐々木さんは、「(C-3900は)端正な音だけど、熱がない(2900は、熱がある)」とコメント。今後、皆様も機会があれば、比較して楽しんで下さい。

オーディオ ベースマン。年末恒例、アキュフェーズ・祭り。今回は、アキュフェーズ・プリメインアンプ6機種勢揃い。E-5000も来ます。12月28日(火)あたりから、1月1,2日の休みを挟み、1月10日(火)まで。SPは、アッコルド・エッセンス。詳しくは、ベースマンに問い合わせ下さい。

(注)音質に硬質感があったのは、5時間程度の通電の時の印象。24時間の通電後、硬質感は払底。緩くもなく、締まり過ぎてもいない、丁度(ちょうど)いい塩梅に変化。