オーディオ・ベースマン見たり聴いたり トライオード・プリアンプ・TRV-4SE・・音は細いけど…。

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり トライオード・プリアンプ・TRV-4SE・・音は細いけど…。

トライオード・真空管プリアンプ・TRV-4SE Limited Special。発売当時価格24万円。中古品。12万円。「まあ、聴いてみますか」。「ゴールドムントのついでに試聴しましょう」との僕の問かけに、気乗りしない返事の店主。数十分後「いやぁ~、音色は(C-3900)と変わらないなぁ」と苦笑い。アキュフェーズ・C-3900との比較。C-3900を③として。⑤段階評価で。 オーディオ・ベースマン。今月の25日(土)から来月の12日(日)までB&W804D4、同805D4の試聴ができます。805は新旧の比較試聴が可能です。

ブロッドマンVC1。中古美品。70万円。(売れました)。

帯域の広さ②、解像力②、SN比②、高域表現(伸びすぎず、詰まらず)①、中間表現(膨らまず、こもらず)③、低域表現(締まり)②、コントラスト①、制動力(歪みがない感じ)③、透明感②、繊細性③、質感・密度③(質感で)、音の輪郭 細い。音の出足、柔らかい。音の鮮度 上(極、特、上、並の四段階で)、デザイン②(武骨だ。いかにも真空管アンプという感じで古臭い)、特長、帯域は狭いが、低歪み。中間帯域の色、艶、高SN比、質感のよさ。音離れもいい。難点、帯域表現が狭い。音の質は良いが絶対量が不足。適正、細い音を我慢すれば全てのジャンル。寸評、質感はアキュフェーズと変わらない。音の精度、反応といったものはアキュフェーズに敵(かな)わない。鈍い音と判断する方もいると思う。音の精度は甘くとも、耳には優しい。アキュフェーズの音が神経質過ぎて「キンキン」するように聴こえる方にはおススメ。店には中古パワーアンプのA-35、P-370があるのでそれとの組合わせで聴いてみたい。

ズビン・メータ指揮、ロサンジェルス交響楽団、ジョン・ウィリアムズ作曲の「スターウォーズ組曲」を聴いた店主。「まずいなぁ。私、トライオードの方が良く聴こえました」とポツリ。やはり、トライオード、魅力があるなぁという感じで「透明感、(音全体の)クオリティー(洗練度)、ダイナミックス(躍動感)、(音の)骨格がしっかりしているとか、力強さ、(音の)ほりの深さといったものはアキュフェーズに敵いませんが、音色は変わりません」。そして同一傾向の音色と店主が感じる「マッキントッシュも(音が)柔らかく、ゆったりした(音質)だと思いますが、トライオードも同じです。私としては、トライオードの方が好みです」と語り、試聴印象を締めくくった。

なお、ネットで検索すると『音色』とは、その音のもつ感じ。各個人の主観にかなり左右される感覚なので、人により異なることは言うまでもない。

ベースマンにて販売の商品は、基本、「お客様、ご自身が、ご来店、ご自身でしっかり音質等を確認の上、納得された物を販売したい」という店主の確固たる方針に基づき販売しています。