オーディオ・ベースマン 見たり聴いたり タンノイ・チェビオット(Cheviot)・・JBL似の奥ゆかしい音

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タンノイ・チェビオット(Cheviot)。プリは、アキュフェーズC-200V、パワーアンプは、A-35。CDプレーヤーは、フィリップス LHH1000。音はこの組み合わせでも十分。

タンノイ・チェビオット(Cheviot)。1974年~1979年まで生産されたモデル。 チェビオット(Cheviot)に現代的なスピーカーの性能を求めるのは、無理な話。それでも、聴かせる音は、新鮮だ。

音の立ち上がりが早いが、JBLのようにガサツなところがなく上品。明るめの音調、厚めの音。低域 高域の表現は期待できないが中域の帯域はSN比が高く解像度も良好。音場は澄みきり 混濁も少ない。

オスカー・ピーターソン・トリオの「WE GET REQUESTS」を聴くと、ジャケット写真のごとくニコニコと笑顔で演奏する三人の音像がキリリと現れる。

850mm×450mm×260mmの筐体。薄い奥行きながら聴かせる音は、芯がしっかりして厚い。意外だ。