オーディオ・ベースマン見たり聴いたり クリプシュ ヘレシー・・手綱を取らない心地よさ。
- 2024.01.05
- オーディオ
クリプシュ(Klipsch)のヘレシー(HERESY Ⅳ)一台32万円ほど。クリプシュでカミール・サーマンさんのCD・INSIDE THE MOMENTを試聴。店主、このCDをこれまで幾多のスピーカー(SP)で聴いたがその中で最高の再生と感激。「このSPを選ぶ人はこの店ではいないかもしれませんが、できれば、こんなSPも選んで欲しい」と店主。評価はB&W802D3prestigeを③として。
帯域の広さ・①、解像力・②、音の背景の静けさ・②、高域表現(伸びすぎず、詰まらず)・①、中間表現(膨らまず、こもらず)・③、低域表現(締まり)・②、コントラスト・③、制動力(歪みがない感じ)・①、透明感・①、繊細性・①、質感・密度・①、音の輪郭・太い。音の出足・断然の高レスポンス。音の鮮度・極(ジャズライブで)(極=B&W802D3、特、上、並の評価で)、デザイン・①、音楽の感銘度・⑦(店主評価を尊重して)、特長、音の輪郭が太く、量が`ドバドバ‘と出てくる。音のキレもいい。楽器、歌い手の位置がハッキリわかる定位感。難点、楽器、人の声の質感は落ちる。帯域が狭く、低域が45㎐で終わるため腰高の音になる。音が前に出てくるが奥行きは感じない。適性、ジャズライブ。ボーカル。意外な事にソプラノも伸びやかで良かった。寸評、音質に現実的、写実的なリアリズムを求めるのはつまらない。「音楽を聴く時は、反応鋭く、能動的、ノリノリの音が最高だ!。大量の音を浴びるように聴きたい!。それが、オーディオのロマンだ!、醍醐味だ!」と言い切る人、もしくは心の中で秘かに思っている人に向いている。ヘレシーを聴いていると強靭な筐体(きょうたい)で音を引き締めるB&Wで音楽を聴くことが馬鹿らしくなってくる。
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店主評 「目の前で弾いている感じ。B&Wだと遠くで演奏しているように聴こえていた。ベースがメチャメチャにいい(音で鳴っている)」。「(クリプシュで再生すると)どんな演奏が始まるのかドキドキする。おーっ、こうしてはいられない(という感じ?)」。楽しみにしていたライブ演奏が始まる前の期待感があるみたい。「(クリプシュは)能率が高いので躍動感があってベースが楽しい。(音の)強弱がわかり、リミッターをとったよう(に音が自由)になる」。さらに「例えば、スタジオでピアノの中にマイクを入れたり、多くのマイクを(立てて)使って録ったのでなく、マイク一本で録ったような解放感がある」と付け加える。「雑な音もあるけど、私には最高の音に聴こえました」と新年早々手放しで大喜び。
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