オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ E-4000、E-650・・パワーアンプとして使うと…。試聴実施その③・・プリアンプ・2120を繋ぐと。

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ E-4000、E-650・・パワーアンプとして使うと…。試聴実施その③・・プリアンプ・2120を繋ぐと。

アキュフェーズ・プリアンプ・C-2120。中古品。AB級のプリメインアンプ・E-4000とA級のプリメインアンプ・E-650に繋ぐとどのように音質が変わるのだろうか?。評価はE-4000、E-650の音を③として。試聴CDは、キース・ジャレットさんの「The Melody At Night With You」のトラック⑤ 「My Wild Irish Rose」と小林沙羅さんの「日本の詩」のトラック① 小さな空とトラック② うみ。

スピーカーの真ん中にやむを得ず設置。音質的には不利になる。

E-4000。帯域の広さ・③、解像力・④、音の背景の静けさ・③、高域表現(伸びすぎず、詰まらず)・④、中間表現(膨らまず、こもらず、痩せず)・②、低域表現(締まり)・③、コントラスト・③、制動力(歪みがない感じ)・④、透明感・④、繊細性・④、質感・密度・④、音の輪郭・少しだけシャープになる。音の出足・変わらない、音の鮮度・上(極、特、上=E-650、並の評価で)、デザイン・③、音楽の感銘度・②。特長、透明感の強いスッキリした音質。難点、深みのある表現はない。適性、不明⁉。、プリアンプの2120が透明感の強い、スッキリした音質だったが、そのままの音に変化する。高域側に強い表現のある2120の性能のためか伸びやかさは増す。もう少し歪み感がとれて音が太くなって欲しい。店主評。「中域から下があまい。シッカリしていない。モヤモヤする。歌い手が上半身だけで歌っている感じ。体に力が入り過ぎて(歌って)いる感じがする」。

E-650。帯域の広さ・④、解像力・③、音の背景の静けさ・③、高域表現(伸びすぎず、詰まらず)・④、中間表現(膨らまず、こもらず、痩せず)・②、低域表現(締まり)・②、コントラスト・③、制動力(歪みがない感じ)・②、透明感・③、繊細性・③、質感・密度・③、音の輪郭・少し細くなる。音の出足・変わらない、音の鮮度・並(極、特、上=E-650、並の評価で)、デザイン・③、音楽の感銘度・③。特長、明るい音調。帯域が広がる感じ。難点、中域から低域にかけて力が弱くなる。適性、不明⁉。、繋いだメリットは感じなかった。

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プリアンプ、2300、2120をプリとし、E-4000、E-650ともにパワーアンプとして使用した場合、僕は、決定的な効果を感じなかった。音質が改善される点、されない点などまだら模様の印象になる。聴く音楽の分野、各個人の音質の好みなど不確定要素が多い。効果があるのかどうか?、お手持ちのプリメインアンプを繋いでその音質変化および効果を聴いて確かめ、吟味した上での採用の方がいいと思う。