オーディオ・ベースマン見たり聴いたり 猫の魔法で音楽(CD)を聴く・・種ともこさんの「みんな愛のせいね」。(性格・可愛らしさ)

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり 猫の魔法で音楽(CD)を聴く・・種ともこさんの「みんな愛のせいね」。(性格・可愛らしさ)

シンガプーラ種の猫。ティンク。別名、お膝のティンク。お膝の上に顔を乗せ、まったりとリラックス。たまに25㎝の尻尾を`フリフリ´してご満足のご様子。ごゆるりとしているティンク様の安眠を邪魔しないように奴隷(?)としては人間椅子の態勢を維持。あー、でも、僕この状態をかれこれ90分ほど続けているのだけど…。体がこわばる。それにしても『穢れを知らずに無心に寛ぐ』ティンク、三歳半。その休息を中断したくないが、そろそろ僕、限界…。

1986年。友人が「これ聴いてみて」とテープにダビングして渡してくれた。

このCDをダビングしてくれた友人は、いい意味で、純真、純情な感情で少女が好きな、俗に言う『少女趣味の傾向がある』奴だった。当然、アニメが好きだった。宮崎駿さんを知ったのは、彼が自宅のレーザーディスクで「風の谷のナウシカ」を見せてくれたおかげだった。彼のお陰で色々なアニメのみならず映画を見る事ができた。感謝している。種ともこさんの紹介をウィキペディア(Wikipedia)から引用させていただくと、「種 ともこ(たね ともこ、1961年11月7日 – )は日本のシンガーソングライターアレンジャーである。京都府長岡京市出身[1]同志社大学文学部哲学科卒業[1]。エキセントリックな歌声と言葉遣いの歌詞が特徴。自身でもオリジナルを発表する傍ら、多数の楽曲提供やアレンジ、音楽監督などの活動も行っている」とある。`エキセントリックな歌声と言葉遣いの歌詞´とあるが、このCDを聴いた時、「昭和の少女マンガを歌にしたら、歌詞にしたらこんな感じだ」といたく感動した。今、聴いても「少女漫画の世界だ」と思ってしまう。現代の少女漫画がどのような作風なのかは知らないが。このCDの世界は面白い。特に8曲目の「下駄箱の怪事件」。学生時代、下駄箱にラブレターが入っていた経験のある同級生の男は周りに居なかった。が、もし、ラブレターが下駄箱にあったらこんな感じに反応するのかなぁと考えてしまう。情報処理技術が発達した今でも、「下駄箱にラブレター」なんてあるのかなぁ?。あれば、面白い、また、あって欲しい(笑)。

種ともこさんのアルバムは、このCDしか聴かないと思う。今後もそうだろう。ご本人は音楽活動を継続中。聴きにいくことはまずないが、継続的に音楽活動を続けていることは嬉しい。

「ティンク、起きて。CD変えるから。膝の上から降りて」。「フニャ?」。『穢れを知らずに無心に寛いでいた』ティンク女王様。くつろぎを中断されちょっと心外のご様子。ご機嫌を損なわぬようにしなければ。

「いやニャー!」といって駄々をこねるティンク。僕、思わず両腕を後ろに引っ込める。ティンクを降ろそうとした僕の腕を両手でかかえる(引っ掻く)、噛みつく(あくまでじゃれる範囲で)。爪は絶えず切っておかないと危ない。つかまれた時に爪が自動的に飛び出し腕の皮膚に突き刺ささり流血の大惨事になる。「ねむれる女王様(獅子)」を起こすと一苦労。大変だ。でも、`お膝のティンク´と言えるほど僕の膝の上が大好き。食事の後、部屋で寛ぐ時間、常に僕のそばに居たいみたい。膝の上にのってくる。いつも、一人でお留守番。さみしいのだろう。一人お留守番のティンクは、健気(けなげ、困難な状況にあっても、弱音を吐かずに耐え忍ぶ様子を表す言葉)。それで、噛みつかれても、引っかかれても僕は我慢、我慢と決めている。