オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ試聴会・・大貫常務が試聴会で再生したCD。

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ試聴会・・大貫常務が試聴会で再生したCD。

10月19、20日に行われたアキュフェーズ・常務取締役 大貫 昭則氏による試聴会。数枚のCDを聴かせて頂きました。その中で印象に残った二枚の写真を撮らせて頂きました。アキュフェーズ・AB級ステレオ・パワーアンプ・P-4600では、フリップ・ジョルダンさんのムソルグスキー/ラヴェル編・「展覧会の絵」他。アキュフェーズ・Class-A・ステレオ・パワーアンプ A-48Sでは、ボリス・ブランク(BORIS BLANK)さんのELECTRIFIED(アイキャッチ画像)。

試聴会終了後。家に帰って検索。二つのCDはアマゾンで購入。

「(インピーダンス)8Ω(のスピーカー)で150W(の出力が出せる)。大きな音が出て、遠くも近くもはっきり見える(ような)情報量の多さ」とAB級アンプの特長を述べ、また「大音量でも音形が崩れない」と付け加え、「展覧会の絵」のオーケストラ演奏を再生。オケの再生は、大音量で再生され遠近の見通しの良さ、大編成で演奏されている楽器の一つ一つがはっきり聴こえる事、かつ演奏に伸びやかさがないと折角のオーケストレーションの魅力が伝わってこない。AB級アンプの特長が一番よく出るジャンルだと思う。個人的にはオケの演奏を聴くならAB級アンプの一択だと考えている。ボリス・ブランク(BORIS BLANK)さんのCDは、「最後に皆さんのお耳を汚すかもしれませんが」と前置き。いわるゆ打ち込みのテクノポップというジャンル。そのCDの魅力を大貫常務は「パルシブに自然音を電子音に置き換えて(電子機器で)再生(再現)している」とした。僕は初めて「パルシブ」という言葉を耳にした。意味をネットで調べヤフー知恵袋から引用させていただくと「パルシブとは、入力パルスに対して忠実に波形(ピーク)がはっきり、くっきりした感じで、素早い反応で(パアー・スピードのある)リアルな感じの音を評するのに使われるのではないでしょうか?。例えば、エレキベースのビンッ!という音とか、ドラムスのはっきりしたアタック音とか、何かの衝撃音とかの聴こえ方をオーディオ的に表現、評価(する)ために使われている言葉だと思います」(一部編集あり)。この文章が簡素でわかりやすいと思う。素晴らしい解説だ。打ち込みの重量感のある押しの強いクッキリとした立体的な音はA級アンプがいいと思う。打ち込み音楽グループのPerfume(パフューム)をたまに聴くがAB級アンプよりA級アンプがいいと思ってたが今回の試聴会で確信した。

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参加者の方から質問が出た。いつも書いているのですが、僕は電子工学、情報処理技術などはまったくわかりません。そのことを含み置いて読んでください。「DP/DC-1000は(DP/DC-)950よりすごく音質がいいのですが、どうしてそうなったのでしょうか?」。「ESは950ではやり切っていない。デバイス(注)をもう一度やって(再検討して)、設計も見直した。そのためです」と大貫常務。ESとはESSテクノロジー社の高性能DAC:ES9038PRO。950からの劇的変化の要因は一つではないだろうが、DC/DP-1000のカタログの■8回路並列『MDS++(Multiple Delta Sigma)』変換方式の部分が950からの音質変化の最大の要因のようだ。

さらに、営業の鬼頭さんから大貫常務に質問が飛んだ!?。「どうして、スピーカーの三つのユニットから60もの(違った種類の)楽器の音が出るのですか?」。「・・・・・」…でした。

(注) 「デバイス」の意味がよくわからなかった。それで、インターネットで調べたら、キーエンス社のぺージに載っていてのが判りやすかったので引用させて頂きます。「IoT用語での「デバイス(device)」とは、インターネットに接続された機器を指します。(中略)英単語としてのdeviceは、「工夫」や「方策」など非物質的な意味でも使われますが~(後略)」。「工夫」や「方策」の意味なのかなぁと思っている。