日本酒 酒徒礼讃 福島県二本松市竹田 大七 生もと・・酒を注ぐと、「オッ、いい香りだ!」。950円、「オッ、安い!」

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大七 純米 生もと(漢字は、変換してもでてきませんでした。ちなみに、40年前の漢和辞典にも載ってませんでした)。

大七 純米 生もと。

徳利に酒を注いだ時「オッ、いい香りだ!」。思わず、声がでた。爽やかな酸味、その後にほのぼのとした、馥郁(ふくいく)たる米の旨味。喉に酒を流し込むとサッパリした酸味が口の中に残る。酸味と旨味のベストマッチング!!。澄み切った酸味の中に穀物の旨味をやや濃いめに表現したところが秀逸。米の旨味の単調さだけでなく、果樹酒のような複雑な旨味になっている点も素晴らしい。

飲み飽きない濃厚な旨味を追求した逸品。

東北新幹線が開通してない頃、岩手から東京まで、東北線の特急を使用。途中、殺風景な山々を車窓越しに眺めていると酒は大七」と白く大書した看板が・・。それが、福島通過中の合図でした。

福島県二本松市竹田一丁目六十六 大七酒造㈱ 大七 純米 生もと 950円。