オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アコリヴァのインタコネクトケーブル2種・・感情表現なく超硬質な音色
- 2018.02.25
- オーディオ
RCA(アンバランス)ケーブル、XLR(バランス)ケーブルともに、音の緊張度が高い。もう少し、緩めた方がいい。
強力なダンピング(音を引き締める)を利かせ、全帯域を硬質なトーンで覆い音の輪郭を明確過ぎるほどに明確にしている。音の骨格は揺るぎないもので楽器の音は良く聴こえる。しかし、音にふくよかさを与える倍音(響き)表現は切り捨てられ、高域は伸びがなく中低域のボリューム感は皆無。繊細で瑞々しい表現も無くボーカルは喉元を絞ったかのように息苦しい。
感情表現がなくゆらぎのない超硬質な特異な音色が好きな人に。
一通り色々な音楽を試聴。一番、良かったのが「三味線」の音でした。厳冬の津軽、吹き荒れる風雪を硬質な三味線の先鋭な音が突き破る。極めて限られたイメージの音に合うような気が・・。
硬質感のない電源ケーブルの「AC-2.0 TripleC」とは別物と思える性能。TripleC導体の特異な一面を見せつける。ここまで硬直した音を聴かせられるとTripleC導体そのものの能力から離れて、「別な表現を試みては如何かな?」と思ってしまう。
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