日本酒 酒徒礼讃 新潟県新潟市 天然水仕込み 純米酒 今代司・・“しばれる“この時期、「キュッ」と50度の熱燗で・・

今代司(imayotsukasa いまよつかさ) 天然水仕込み 純米酒。熱燗に向いている。酒器は、いずれもヤフオク、mukashigatarisorekaraさんより分譲品。右から、錫のチロリ(一合弱)。酒盃が桃山古唐津(枇杷彩)。徳利が桃山期古備前(らっきょう徳利、一合半)。奥が南部鉄瓶。ストーブはアラジン。

この“しばれる“時期、燗でいきたい。それも、体が暖まる50度の熱燗で。かみしめたくなる「ウマ味」。「甘さ」を感ぜず、味が下品に陥らない。冷や(常温、室温)もいい。飲むと酸味、旨味と味が交互に入れ替わる。

50度の熱燗。まず、南部鉄瓶でお湯をグラグラに沸かす。徳利と酒盃を温めておく。チロリに「今代司」を注ぎ、鉄瓶にて二分ほど。50度程度の熱燗に。徳利に注ぎ、すかさず、二杯目をチロリへ。

「辣韭(らっきょう)徳利」。掌(てのひら)に土の手触(てざわ)り、心地よく収まる。底辺が分厚く、低重心、燗の暖かさが持続。酒徒を極楽へと誘(いざな)う。チロリでは、酒が、すぐに冷(さ)め、興(きょう)ざめ。

瓶ウラのラベルに「酒造りに適した水を求め歩き(越後菅名岳 天然水仕込み・・とある)、“これぞ食中酒“と感じられるお酒に仕上げました。料理との相性は抜群で、純米らしい旨みがありながらサラリとした口当たり、冷やでもおいしいですが、燗にすると風味が一層豊かになります」とある。おっしゃる通りです。・・自身、下品な「飲んべい」なので「食中」には飲みませんが・・。

新潟県新潟市中央区鏡が岡一番一号。 湊町にいがたの純米蔵 今代司酒造㈱ 天然水仕込み 純米酒 今代司 1.166円。 

後方のレコードはビル・エバンス・トリオの「ワルツ・フォー・デビィ」。ビレッジ バンガードの1961年 June 25日の演奏は、午後と夜、計五回行われました。その午後、第一回目の録音です。