オーディオ・ベースマン見たり聴いたり　EMT930st・・いまだ、音出しならず。

八月末にEMTのカートリッジを注文したが、まだ来ない。それで、このEMTの詳しい来歴として譲ってくれた方のオークション出品時の説明文を掲載します（一部改変あり）。購入先は、ヤフオク・ストア　ｗatsonrecords22、ヤフーオークションでは、khattori22として出品されている方です。レコードを新潟に3万枚、イギリスに2万枚在庫している方です。アキュフェーズの新製品・パワーアンプ・A-300に関するお知らせです。12月25日（日）に、「あらえびす記念館」のウエストミンスター・ロイヤルにA-300を接続、ロイヤルを鳴らします。A-300は、年末から来年の1月8、9日あたりまで、ベースマンで試聴できる予定です。おそらく、新型AB級アンプ・E-4000も試聴可能でしょう。詳しくは、ベースマンにお問合せを。

【商品説明】
　EMT…Elektro Mess Technik ＝ Electrical MeasuringTechnology。本社があった人口6000人の町ラールノルトライン＝ヴェストファーレン州の小さな町で、日本人でEMTに関心が無い方はまず訪れることはない町。北はバーデン＝バーデン、東はシュトゥットガルト、南はフライブルク西はライン川の流れを挟んでフランス中東部のアルザス地方（アルザス＝ロレーヌ）との国境に跨る。総面積は約5180平方キロ「シュヴァルツヴァルト」（ドイツ語: Schwarzwald）黒い森の中に位置しています。
　　2000年からアジア地区へのEMT補修パーツ供給の代理店としてお付き合いのあったEMT中興の祖ウィルヘルム・フランツの愛弟子で螺子（ネジ）裏表まで知り尽くしている社主から2006年に購入。EMTはプロ用機器であることから使用カートリッジ、コネクター等汎用モノとは別物。当方はEMT930stを経年劣化が進んだトランジスタートランジスター155stをフォノイコライザーとして使用せず、マッキントッシュやマランツ真空管アンプのフォノイコライザーでGarrard301同様汎用プレーヤーとして使いたい旨伝達。改良に不安が付き纏（まと）いますからEMTを螺子の隅々まで熟知した社主にお願いした次第です。ただ、アームEMT929はEMT930st専用SMEアームと違い縦十字。端子は改良NG。コストパフォーマンスに優れるDENON DL-103/DL-103RをEMT929に使用すべく、社主の旧友でラール近郊ボーデン湖辺フリードリヒスハーフェン在住木工職人に依頼DENON専用縦十字ヘッドシェル4個特注制作して貰いました（注）。尚、EMT TSD-15,TMD-25(mono)お持ちの方もそのまま使用出来ます。
　購入時、消耗パーツ(軸ベアリング、振動調整用コンデンサー、オイルフェルト等々)全てドイツ製パーツで交換済。スイッチON御立ち上がりは1秒程度購入後16年経過していますが、Garrard301四台と併用していますので使用時間少ない個体でモーター振動も少ない(回転系でゼロではない)。製造番号2021８はソリッドステート式フォノイコライザー155st内蔵比較的初期1970年半ば製造個体。添付本によるとNo.3589～No.10750までは139st装着、それ以降はBARCO時代EMT930st No.45000まで155/155stが装着、電源の関係から本機には真空管式139st装着はNG、要別電源御了承下さい。
　文字もオリジナルの儘（まま）、手前１～2mm当り跡一箇所以外はvisibleな擦れ無くニアミントコンディション、大切に使用していましたから2006年（2月9日）当時購入時の状態キープ。解説書の代わりとして本機詳細多数掲載2009年発刊StereoSound社謹製ヴィンテージアナログ(初版)進呈。86P～105Pに渡りEMT社詳細に説明、本機への理解深め愛着持てるものと思料。
　性能・特性等は長文になりましたので省きます、御自身で検索して調べて頂けたら幸です
　　https://audio-heritage.jp/BARCO/player/930st.html
　　今は取引有りませんがEMT parts list等EMTに関する記事、説明閲覧できます
　　http://emt-profi.de/index-b.htm
　　16年間愛器として可愛がってきました。

（注）eBeyで購入可能。色々なオーディオ小物を販売している。見ているだけでも楽しい。https://www.ebay.com/sch/i.html?_ssn=jb_0-0-7&store_name=stanleyengineeringshop&_dmd=2&_oac=1&_trksid=p2047675.m3561.l2562