オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ 小型(?)セパレートアンプ・ C-11、P-11 その②・・頑張れイレブン、ガンバレ日本!?。

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ 小型(?)セパレートアンプ・ C-11、P-11 その②・・頑張れイレブン、ガンバレ日本!?。

アキュフェーズ・プリアンプ model C-11、パワーアンプ model P-11、1989年発売。2022年発売のアキュフェーズの最新のAB級アンプ・E-4000と一緒に試聴。初め、セパレートアンプであるプリアンプの同C-3900とパワーアンプの同A-75との組み合わせを聴き、E-4000、イレブン(C-11とP-11)を聴いた。実感するのは、アキュフェーズの三十数年来変わらない音質に対する信念。それは、低歪(ゆが)み、高SN比(音の背景の静けさ)の追求。執念といっても言い過ぎでない。

タンノイ・スターリング。前面コルク張り。中古品。再入荷。価格はお問い合わせください。

「この時代(1980年代の)太い音がする」と店主。オーディオ的性能では太刀打ちできないと思いきや、意外に健闘。帯域が狭く感じ、高域の荒れ、中間帯域の膨(ふく)らみ、低域の緩(ゆる)み、コントラストの弱さ、繊細さの欠如、透明感の希薄さ、レスポンスの鈍さといった欠点を抱(かか)えながらも、「太い音」、つまり、楽器の質感を思い起こさせる音質で聴かせる。それは、ダンピング力が最新機種に及ばないながらも、低歪みであること、そして、音色を損なわないSN比の良さ(高いとは言えないが)に由来すると思われる。最新機種と比較して聴いていると「ガンバレ、11(イレブン)。おーっ、やるじゃないか!、ニッポン!!(!?)。いけるぞー!!!」と感嘆の声が出る。図(はか)らずとも、時節がら、サッカーワールドカップ開催中の今、日本の快挙をオーディオ的に実感するために、噛みしめるために『イレブン』という言葉でC-11とP-11を表現したくなりました。頑張れ「赤き血のイレブン(注)」達よ!!。

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E-4000をベースマンに持ち込んだアキュフェーズの営業担当者。イレブンを見て「たまに、修理で入ってきます。(ボディに)傷が多い(個体がほとんどです)。(このイレブンは、)汚れはありますが、傷がありません。汚れは取れます。持ち主は丁寧に使っていたのでしょうね」。最新機種付属のリモコンのリモート・コマンダーRC-250でもイレブンのボリューム調整ができる。さすが、アキュフェーズだ。

(注)週刊少年キング(少年画報社)で1970年から1971年まで連載されたサッカー漫画。