オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ・DP-90・DC-91 その②・・DP/DC-1000に近づいた!?。

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ・DP-90・DC-91 その②・・DP/DC-1000に近づいた!?。

アキュフェーズ・セパレート型CDプレイヤー、DP-90、DC-91。中古品。1992年発売。注意したいのは、DP-90のピックアップ部品、つまり、CD読み取り部品は、アキュフェーズに在庫なし。今、ベースマンにてリファレンスとして使用中。店主としては、CDプレイヤーのリファレンスは、DP/DC-1000を置きたいところだが、金銭的理由によりムリ。それで、店主、貸し出されたDP/DC-1000が店にあるうちに90、91の音質を1000に近づけるべく、その方法を探った。

黄色のオーディオ・ボードは、試聴して良好な音の結果がでた機器の下に敷いた。

まず、トランスポート・DP-90とD/Aコンバーター・DC-91の接続をどのようにするかじっくり吟味。光伝送とデジタル伝送ができるが、その音質の違いを確認(注)。カタログの写真で見ると、接続は、光伝送が、HPC光ファイバーとトスリンク光ファイバー、デジタル伝送が、HPCデジタルバランスと同軸(俗に言うピン、RCA)ジャックそれぞれを使用して接続可能。「HPC光(ファイバー)が、滑らかで透明感が出る音質。これが、一番、1000の音質に近いと思います」と店主。「(一方のHPC)デジタル伝送は、馬力が出て、情報量が多い(解像力が高く色々な音が聴こえる)けど、くもり、濁りがある感じ。ジャズ(を聴くと)、音が立つ、音のカドが立つ。バランスケーブル(HPCデジタルバランス)の方が、馬力があるので(私には)いい感じ(に聴こえる)。でも、光ケーブル(HPC光ファイバー伝送)の方が1000の音に近いと思います(好みは別として、客観的に考えると)」と続けた。光伝送のトスリンク、同軸(ピン)では良好な結果は得られなかった模様だ。そして、オーディオ・ラック内。店にあるボード、タオックのボードでいい結果が出た。「(店で使用しているラック)タオックは、かなりしっかりしたラックだけど、タオックのボードを置いたら、驚いたことに(いい感じに聴こえる)低音が出た。雑味が無くなり、余計な音がしなくなった。(いままで以上に)滑らかで、伸びやかな音質に(DP-90、DC-91が)なった。同席した方も目を見開いてビックリしていました」。

「どうですか?。藤井さん」。「いいと思います」とあまり考えずに答える僕。その①にも書いたけど、1000とDP-90・DC-91の明確な違いは、僕にはよくわからない。僕はといえば、店主がチューン、いやセッティングしたDP-90・DC-91の音質は、`DP-750よりいいのかも知れない‘と思いつつ音楽を楽しんだ。

(注)僕、この手の接続に詳しくないので間違った部分があると思って読んでください。