オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ・DP-55・・オーディオ入門用におススメ。

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ・DP-55・・オーディオ入門用におススメ。

アキュフェーズのCDプレイヤー、DP-55。中古品(売れました)。1996年発売。価格はお問い合わせください。トレイの出し入れに難がある。「出」は大丈夫だが、「入れ」は作動しない。指でアシストすると入る。トレイの修理は可能。比較は、アキュフェーズDP-90/DC-91を③として。⑤段階評価で。ベースマンにて販売の商品は、基本、「お客様、ご自身が、ご来店、ご自身でしっかり音質等を確認の上、納得された物を販売したい」という店主の確固たる方針に基づき販売しています。

アキュフェーズ・DP-450と比較してみたい。450の音質は、55の延長上にあると思う(そう思いたい)。

帯域の広さ③、解像力②、SN比③、高域表現(伸びすぎず、詰まらず)③、中間表現(膨らまず、こもらず)③、低域表現(締まり)①、コントラスト②、制動力(歪みがない感じ)マイナス①、透明感③、繊細性②、質感・密度③、音の輪郭 ゆるい、音の出足、遅い、音の鮮度 並、デザイン⑤(450よりフロントがシンプルに見え好みだ)、特長、中間帯域に色、艶(つや)を感じる。難点、音の鮮度は落ちる。低域が締まらない。適性、ボーカル。寸評、低域表現にさえ目をつぶれば、CD専用機として今でも十分通用する音質だと思う。1996年発売で当時23万円。現行CD専用機のDP-450が約43万円の価格。価格を見ると隔世(かくせい)の感がある。これから、オーディオ機器を購入して音楽を聴こうと思う人はこのDP-55を使って、オーディオに『飽き』ない事を確認。そうした中、音質にこだわる自分を実感できたら上級機種を目指した方が良いような気がする。

ちなみに、DP-55をリファインしたDP-55Vが、2001年に25万円で発売されている。大体、アキュフェーズのCDプレイヤーは5年ほどでモデルチェンジする。それから察(さっ)するに、10年ほど、DP-55の賞味期限は切れなかった様子。DP-55の基本性能は良かったのだろう。