オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ・パワーアンプ A-30・・C-2300と組み合わせ100万ポッキリで…。・・その②

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ・パワーアンプ A-30・・C-2300と組み合わせ100万ポッキリで…。・・その②

アキュフェーズ・プレシジョン・ステレオ・コントロール・センター C-2300 with 同社A級パワーアンプ・A-30、2004年12月発売。100万ポッキリの組み合わせ。その性能、音質、聴こえ方は如何なるものか?。同社A級パワー・アンプのA-48との比較試聴。C-2300とA-48の組み合わせを③として。

C-2300が80万、A-30中古美品が20万。計100万円。

帯域の広さ②、解像力②、音の背景の静けさ②、高域表現(伸びすぎず、詰まらず)②、中間表現(膨らまず、こもらず)③、低域表現(締まり)③、コントラスト②、制動力(歪みがない感じ)③、透明感③、繊細性②、質感・密度①、音の輪郭 太い。音の出足、出足、瞬発力は落ちる。音の鮮度 並(極=A-75、特=A-48、上、並の評価で)、デザイン③、音楽の感銘度 ③、特長、中間帯域が濃いA-48よりフラット(平坦)な印象。音にインパクトが無いといえばそれはそう。適性全ての音楽。難点、フラット=脚色の無い音で、音のキレ、鮮度、力強さ、音楽を躍動させる要素は薄い。寸評、A-48。2019年11月の東京インターナショナル・オーディオショー、A-48開発担当者は、「(A-75の低音を)超えるのは無理でした。それで、負けない部分(を作りたい)、私は、女性ボーカルが好き。(それでその帯域の)色気、艶を出したいと思いました。手前みそですが、(その部分)250より上だと思います」と力強くその特長を紹介。A-30は、どうしても、質感・密度などの要素は、A-48に比べ落ちる。そこでトーン・コントロールの出番(?)。ボーカルの薄さをコントロールして「色気、艶」を濃く表現したい。脚色の無い、ナチュナルな音質を理解でき、その音質を自分好みに調整していきたい方には`核心‘となる組み合わせだ。

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記事を書いていて、ふと頭をよぎった。「トーン・コントロール」を使えば、A-48の開発担当者が意図した「A-75の低域表現」を超えることはできるのではないのだろうか?。次回試聴の楽しみが増えた。