オーディオ・ベースマン見たり聴いたり スコット・ジョブリンのピアノ・ラグ・・明るく楽しいけどちょっとおセンチ(注)。
- 2023.10.07
- CD レコード
スコット・ジョブリン・ピアノ・ラグ Vol.1~3。ピアノ:ジョシュア・リフキン。ヤフーオークション出品時、「嶋護(しまもり)さん推奨の一枚」とコメントがあり早速落札。1973年、ジョブリン作曲の「ザ・エンターティナー」が、映画『スティング』(The Sting)で採用され大ヒット。僕もその映画でこのような音楽があるという事を知った。多くの人もそうだろう。音の評価は、佐野元春さんの「SOMEDAY」を➁として評価…(本当は①だけど)。
感銘度・④。 帯域の広さ・④、解像度・⑤、音の背景の静けさ・⑤、高域表現・④ 中間表現・④、低域表現・④、コントラスト・⑤、音像定位(楽器、人物の位置がハッキリしているか)④、空間表現 上下、右左に展開、奥行きが欲しい。音の鮮度・快活でスッキリ。 寸評、グランドピアノの帯域の広さが感じられないので店主に「使っているピアノは、アップライトピアノに聴こえませんか?」と訊ねた。「私は、グランドピアノだと思って聴いていました」。「あれ、じゃあ、ピアノラグは、帯域を広く使わないのかな?」と思った。軽快でスッキリした音質は聴いていて楽しい。楽しい音楽だが、人生の悲哀を隠すように、そこはとなく音楽の背後に人生のやるせなさを感じる。暗い影の部分を隠している。でも、卑屈に陥らず、悲しみを`さらり‘と躱(かわ)す軽やかな音楽だ。
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ウィキペディア(Wikipedia)によるとスコット・ジョプリン(英語: Scott Joplin, 1867年か1868年(後述) – 1917年4月1日)はアメリカ合衆国のアフリカ系アメリカ人の作曲家、ピアノ演奏家。ラグタイムで有名な演奏家・作曲家であり、「ラグタイム王」(King of Ragtime)と呼ばれている。
また、映画「スティング」は、1973年のアメリカ合衆国の犯罪コメディ映画。製作会社はユニバーサル・ピクチャーズで、監督はジョージ・ロイ・ヒル。アメリカン・ニューシネマの代表作『明日に向って撃て!』で共演したポール・ニューマンとロバート・レッドフォードが再共演を果たし大ヒットした。
ラグタイム (ragtime) は、19世紀末から20世紀初頭(記載ある楽譜の出版年とされる1897年ごろから第一次大戦ごろまで)[1]にかけて、アメリカを中心として流行した、黒人音楽に強い影響を受けた音楽ジャンルである。ラグタイムにおいて裏拍は強調されているがJazzのようなスィングはなく、リズム的にはラグタイムとジャズは別物である。ラグタイムはクラシック音楽と同様に即興性はほとんど無く[4]、きちんと作曲されており、演奏も楽譜どおり正確に行われることが多い。
(注)「センチ」はセンチメンタルの略。ちょっと感傷的な気分になっていることを表す表現。感傷的とは悲哀の感情に揺さぶられ、何かにつけて涙もろくなる状態のこと。
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