オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ・E-700 その②・・VS C-2300+P-4600。

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ・E-700 その②・・VS C-2300+P-4600。

アキュフェーズ・A級プリメインアンプ・E-700。95万円ほど。同社セパレートアンプ・C-2300+AB級パワー・アンプP-4600との比較試聴。評価はセパレートアンプを③として。プリメインアンプ・E-700。セパレートアンプにはオーディオ的音質、性能では敵わないだろうが、比較するとどのように聴こえるだろうか?。ちょうどいい機会なので聴いてみた。今回、試聴会と合わせアキュフェーズ製品は聴きすぎて「お腹いっぱい」。A級パワーアンプ・A-48+C-2300との比較は今後の楽しみにします。

写真を撮った角度が悪くアンプの大きさが判らないが、右手前がP-4600。奥のA-48Sより一回り小さい。

帯域の広さ・②。解像力・③。音の背景の静けさ・②。高域表現(伸びすぎず、詰まらず)・④。中間表現(膨らまず、こもらず、痩せず)・③。低域表現(締まり)・②。コントラスト・②。制動力(歪みがない感じ)・②。透明感・②。繊細性・③。質感・密度・④。音の輪郭・淡い。音の出足、遅い 。音の鮮度・上(極、特=Cー2300+P-4600 上 並)。デザイン・③。音楽の感銘度・③。特長E-700がセパレートアンプより優位に立てる要素は`質感・密度´だけ。難点、解像力、音の伸びやかさ、音場の広さ、鮮度感などは落ちる。音の背景にくもりも感じる。適性、質感・密度感の良さからボーカル物。寸評、音の質感・密度感、ハーモニー感を必要とする方ならE-700を取るだろう。リズム感、メリハリ感は物足りないが。

店主評 「(セパレートアンプの方が)メリハリがあり立体感がある。クリアーです。でも、(私には)演奏会を想起させる音はE-700の音です」。