日本酒 酒徒礼讃 三重県四日市市 純米 宮の雪・・解説文とオレの味の印象が180度違う!?

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宮の雪 純米 雪中瑞色鮮。瓶ウラの味の解説とは、違った印象。伊勢志摩サミット提供酒。G7伊勢志摩サミットの第一日目、安倍総理夫妻主催のカクテルパーティーの機会に提供。

これは、いい!。この酒、(味が)濁ってゴツゴツして美味い!。濁っているというのは旨味、酸味、苦味、抉味といった味の要素が混然としている点。反目させない杜氏の腕が素晴らしい。

口蓋部で旨味、左右の内頬で酸味、喉で苦味を感じ、飲み干すと舌で抉味を味わえる。澄み切り、透明感を強め、味のコントラストを際立たせるのではなく、濁っている中に各味覚を味わえせてくれる。ドブロクとは今の日本酒のよう洗練された味ではなくこの酒のような味であったのかもしれない。本醸造の酒に味が似ていて「燗」もいける。980円という値段もいい。

瓶ウラのラベルに「酒米を丹念に精白し、じっくり醸した純米酒です。まろやかな自然の旨味をご賞味ください」とある。まろやか・・、あれっ、オレの印象とは180度違ったことが・・・。

三重県四日市市楠町南五味塚九七二 ㈱宮﨑本店 純米 宮の雪 雪中瑞色鮮 980円